富士通フロンティアーズのDLの中にあって、174センチ105キロと小兵ながら、抜群の突破力を武器にレギュラーの座を勝ち得ているのが古木亮(日体大)だ。

大学時代はOLだったが、社会人ではさすがにサイズが小さすぎるためDLに転向した。日体大の時にもゴール前やショートヤードのシチュエーションではワンポイントでDL起用された経験はあったが、フロンティアーズのDLは学生1部リーグの強豪校出身者が多数在籍している。そんな中、ほとんど経験のないポジションで主力になることができたのは、明治学院高時代の試行錯誤が礎になっていると、古木は言う。

明治学院高アメリカンフットボール部は、2003年に創部。古木はその1期生だ。

「自分たちには先輩が培ってきたノウハウがありませんでした。ラインのコーチもいなかったので、うまくなるためにはどうしたらよいか、常に考えて練習していました。社会人でDLになった時も、コーチの指導はもちろんですが、他の強豪校出身のDLの動きを観察して、それぞれのいいところを自分のものにしようと思って練習してきました」

高校時代に試行錯誤した経験が、他の選手の良いところを柔軟に吸収するという思考につながっていると、古木は当時を振り返る。

サイズにも経験にも恵まれていなくても、工夫次第で成長し活躍することができる。そんな姿を明治学院の後輩をはじめ、高校生の選手たちに観てもらいたいと古木は考えている。

「高校のDLは背が小さい人も多いと思う。そういう選手の手本になれるようなプレーをしたいです」

11月26日、オービックシーガルズと対戦するJXBトーナメント・セミファイナルは、古木のプレーに注目だ。

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