<ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026:日本-中日>◇27日◇バンテリンドーム大谷翔平が忘れない味は、やはり格別だった。…

<ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026:日本-中日>◇27日◇バンテリンドーム

大谷翔平が忘れない味は、やはり格別だった。バンテリンドームから約6キロ。名古屋・金山駅すぐにあるうなぎの名店「三福」は歴史感じるレトロな雰囲気でたたずむお店だ。大谷が日本ハム時代の16年、今大会の侍ジャパンでも安定の仲良しぶりを発揮している近藤と訪れたのがきっかけで、その後何度も訪れるようになったという。入り口近くには大谷、近藤のサインと当時の写真が飾られている。そんなうわさを聞いてナイター試合のこの日、お邪魔することにした。

午前11時半の開店と、ほぼ同時に入店。さっそくカウンターに案内された。メニューをよく見ると、名古屋名物の「ひつまぶし」ではなく釜に入った「釜まぶし」(4800円)が人気だという。これにしよう。タレの匂いが店内に立ちこめて、これまた食欲がそそられる。

「お待たせしました~」と運ばれてきた釜のふたをあけると、きらめくうなぎがびっしり。メニューの一番後ろに書いてあった食べ方の手順を読みながら、茶わんに移して1杯目。2杯目はさんしょうとわさび、ネギの薬味をまぶして。3杯目は温かい緑茶をかけてお茶漬けにして。うなぎとタレのおいしさに加えて、薬味のわさびのクリーミーさ、お茶漬けのすっきり感。とにかく最高だった。

お会計の時、おかみさんにごあいさつさせてもらった。メディアとして侍ジャパンを取材していることを伝えると、店主の内山博行さんが奥から出てきて「そうですか。ありがとうございます」と丁寧に応じてくださった。続けて「近藤選手と周東選手が来てくれて、大谷選手も誘ってくれたらしいんだけど、さすがに来られなかったみたいで。でも、うちの店のことは覚えてくれていたみたいで、ありがたいですよ」。そう言って、調理場での写真撮影も快く応じてくれた。大谷が忘れることのない名古屋のうなぎの味。そりゃあ、おいしいに決まってる。【小早川宗一郎】