ロマン砲が、熾烈(しれつ)な三塁手争いに加わる。巨人リチャード内野手(26)が27日、三塁の守備位置でノックに参加。予定…

ロマン砲が、熾烈(しれつ)な三塁手争いに加わる。巨人リチャード内野手(26)が27日、三塁の守備位置でノックに参加。予定されていた韓国ハンファとの練習試合が悪天候のため中止となり、室内練習場で白球を追いかけた。今キャンプの対外試合5試合では、一塁手、指名打者起用だったスラッガーだが「どこでも守れるように」と準備を進めている。

阿部監督が、野手陣のレギュラー白紙を明言し始まった今キャンプ。実戦で最も三塁手での出場が多いのは、24年ドラフト1位の石塚。昨季ファームで打率3割2分7厘をマークした新星は、リチャードの参戦にも「変わらずやるだけ」ときっぱり答えた。さらに、メジャー通算47発の新外国人ダルベックは一、三塁手を両にらみで練習中。ベテラン坂本が、28日韓国サムスン戦で先発予定と、激しい競争となる。

昨季は77試合中24試合で三塁手として出場したリチャード。「サードの方が楽しい。ピッチャーともコミュニケーションが取れる。グラウンドを広く見られる」とホットコーナーへの思いは強い。練習中も明るい声で盛り上げる大砲候補が、熱い戦いに殴り込む。【北村健龍】