<2026年2月19日(木)~2026年3月1日(日)シンガポールスマッシュ>

シンガポールスマッシュは2月27日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング10位の早田ひな(25=日本生命)が、同5位の蒯曼(22=中国)をゲームカウント3-2で破り、準々決勝に進出した。

丁寧の引退後に台頭した中国最強サウスポーに対し、早田は過去3戦全敗。4度目の対戦でついに壁を破った。

第1、第2ゲームを連取する理想的な立ち上がり。しかし蒯曼も意地を見せ、第3、第4ゲームを奪い返す。最終第5ゲームも6-9と追い込まれたが、そこから巻き返し、デュースの末に13-11。死闘を制した。

試合後、早田は安堵の表情でこう語った。

「率直にうれしいです。中国人選手のトップ5に勝ったのは、2024年の世界選手権団体の陳夢戦以来だと思います」

パリ五輪後は手首のけがもあり、苦しい時間が続いたという。「ここに勝つためにやってきたこともありますし、このために頑張ってきたので、少し報われた気がします」と振り返った。

最終ゲームの6-8から回り込んで放った強打など、持ち味の攻撃性を貫いた。「自分の良さを攻め切ることが大事。その自信を持ってプレーできたのが良かった」と胸を張る。

勝負どころで出したバックサーブについても「この舞台で出せたことは成長。ただ質はまだ足りない」と冷静に分析。「ロス五輪で同じ状況になったときに勝てる質にしていきたい」と先を見据えた。

「1回勝ったけど10回勝ったぐらいの自信を持っていきたい」

2年ぶりに奪った中国トップ5からの白星。続く準々決勝では、孫穎莎と石洵瑶の中国勢対決の勝者と対戦する。

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