第98回選抜高校野球大会(センバツ)の出場32校が決まった。3月6日の抽選を経て、3月19日に阪神甲子園球場で開幕を迎え…

第98回選抜高校野球大会(センバツ)の出場32校が決まった。3月6日の抽選を経て、3月19日に阪神甲子園球場で開幕を迎えることになる。出場校にまつわる様々なランキングを紹介していきたい。

 32校の昨年秋の公式戦で、チームごとの四死球、犠打数を調べてみた(右端のカッコ内は公式戦試合数)。四死球ランキング上位5チームは以下の通り。

1 中京大中京(愛知)89(15)
2 花巻東(岩手)81(11)
3 九州国際大付(福岡)75(19)
4 英明(香川)67(12)
5 崇徳(広島)66(12)

 愛知の名門・中京大中京が堂々のトップ。ヒットでの出塁だけでなく、選球眼よく、しぶとく出塁できている。1試合平均でみれば、2位の花巻東(岩手)が7.36で、中京大中京の5.93を上回る。さらに、四死球数で上位5チームには入らなかったが、7位の横浜(神奈川)は8試合57四死球で1試合平均7.13と、花巻東同様に7個を上回っている。センバツ連覇を狙うチームは派手な打撃に目が行きがちだが、後ろにつなぐ意識の高さが表れている。

 犠打ランキングの上位5チームは以下の通りとなった。

1 崇徳(広島)44(12)
2 九州国際大付(福岡)42(19)
3 英明(香川)34(12)
3 神戸国際大付(兵庫)34(14)
5 花巻東(岩手)29(11)

 こちらは広島の古豪・崇徳が首位になった。明治神宮大会優勝で試合数が多い九州国際大付(福岡)を抜いてのトップは評価される。1試合平均では3個以上で、そのほか6位タイで並ぶ沖縄尚学(沖縄)と北照(北海道)に、12位タイの近江(滋賀)も1試合平均で3個以上をマークしている。そのなかで1試合平均がもっとも高かったのは沖縄尚学で3.71。得点力に悩まされていたが、犠打で次の塁を奪う確実な攻撃が証明されている。強力投手陣を武器に、確実に得点を取って勝利していった夏の甲子園の戦い方は、このセンバツでも発揮されそうだ。