現地2月26日、ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ第2戦が行われ、ゲンク(ベルギー)が延長戦に…

 現地2月26日、ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ第2戦が行われ、ゲンク(ベルギー)が延長戦にまでもつれ込んだ死闘の末、2戦合計6-4でディナモ・ザグレブ(クロアチア)を下してベスト16進出。サッカー日本代表MF伊東純也がPK献上も“ほぼ決勝弾”の働きで勝利に貢献した。

 1週間前に行われた敵地での第1戦を3−1と先勝したゲンクは、2点のアドバンテージを活かして余裕を持った試合運びを見せる。だが、前半アディショナルタイムにGKトビアス・ラワルのパスミスから先制点を許して暗雲が漂う。後半に入り、立ち上がり6分に流れるような攻撃からイラ・ソルがゴールを決めて同点としたが、後半11分に再びリードを許す。

 相手の背番号10、ガブリエル・ビドビッチのドリブル突破に対応した同じく10番の伊東が、ペナルティーエリア内で相手を倒してPK献上した。ルカ・ストイコビッチにPKを沈められ、後半30分には同じくストイコビッチの鮮やかなミドルシュートを浴びて2試合合計3-3。試合は延長戦に突入した。

 PK献上の際には頭を抱え、怒りも露わに悔しがった伊東だが、このままでは終わらない。

 名誉挽回のチャンスは延長前半11分に訪れた。ゲンクは伊東を絡めながら右サイドから攻撃を仕掛ける。一度は跳ね返されたが、素早く回収して2次攻撃。ニコラス・ザットルベルガーからのパスをボックス内で受けた伊東は、絶妙のタッチでGKとの1対1に持ち込んで右足アウトサイドでシュート。相手DFが触ってゴールに入ったために記録はオウンゴールとされたが、スタジアムは歓喜に包まれ、伊東自身もガッツポーズを繰り返した。

■「やっぱりスターだね」

 ゴール直後に伊東は“お役御免”でベンチに下がると、その後、相手が退場者を出し、ゲンクが追加点を奪って2戦合計6ー4で決着が付いた。

 伊東のPK献上からの“ほぼ決勝弾”の働きに対して、SNS上には「やっぱりスターだね」「本当に頼もしい」「引きずらずに、更に強さに変えて結果を出す精神力めっちゃかっこいい」「10番の意地が炸裂して得点を呼び込んだ!!」「勝ててよかった あれは純也のゴールです」などの声が寄せられた。

 決勝トーナメントは、ゲンクと同じくプレーオフを勝ち抜いたリール(フランス)、パナシナイコス(ギリシャ)、フェレンツバロシュ(ハンガリー)、シュツットガルト(ドイツ)、セルタ(スペイン)、ノッティンガム・フォレスト(イングランド)、ボローニャ(イタリア)の7チームに、リーグフェーズでトップ8に入ったリヨン(フランス)、アストン・ヴィラ(イングランド)、ミッティラン(デンマーク)、ベティス(スペイン)、ポルト(ポルトガル)、ブラガ(ポルトガル)、フライブルク(ドイツ)、ローマ(イタリア)を加えた計16チームで行われる。今後も伊東の欧州舞台での活躍が大いに期待される。

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