◇卓球 ◇WTTシンガポール・スマッシュ 第6日(27日、シンガポール・OCBCアリーナ) 【シンガポール27日=宮下京…
◇卓球 ◇WTTシンガポール・スマッシュ 第6日(27日、シンガポール・OCBCアリーナ)
【シンガポール27日=宮下京香】世界ランク11位のカットマン・橋本帆乃香(デンソー)が同8位のチェン・イー(中国)にゲームカウント0―3のストレート負けを喫し、8強に届かなかった。「一言で言うと、本当に感触の悪い試合でした。前回からすぐの対戦だったが、(相手の)対策の仕方がすごくて。前回得点できていたボールで全く得点できなくなっていて、こちらがリスクを冒さないといけない展開が多くなって、気持ちの部分で守りに入ってしまったのが一番の敗因」と悔やんだ。
WTTの大会では過去の対戦で3戦全勝。直近では今月上旬のアジアカップで対戦し、3―1で勝利していた。だが、今回は朝の練習場から多くのスタッフがチェンを囲み、橋本自身を警戒している様子を感じていた。第1ゲームから相手は長身180センチを生かした長いリーチで球を拾い、橋本のカットもいとわず返してきた。「前回はサーブ3球目だったり、カットそのもので得点できていた。劣勢でも自分の展開にできている感覚はあったが、今回は難しくて。1ゲーム目からやり方を徹底されていたのかな…いろいろ打開策を見つけてやっていたけど、自分のいい展開に持っていけなかった」と受け止めた。
チェンは中国の21歳の有望株。今後も日本のライバルになっていく可能性も高い。「背が高いなという印象。振りも大きいし、王曼昱選手に近い感じがありました」と印象を語り、次戦でのリベンジを誓った。
4月28日開幕の世界卓球団体戦(英国)の日本代表に選出された橋本。「団体戦は初めて。選んでいただけて本当にうれしいです」と思いを語った。張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)らとともに挑み、日本チームでは最年長の27歳だが、「年は上だけど、経験値は自分より多く持っている選手もいる。何かあった時はまとめようと思いますけど、力がある選手が多いので。力を合わせて中国を倒せるように頑張っていきたいです」と決意。悔しさを大舞台での飛躍の糧にする。
◇シンガポール・スマッシュ 世界ツアー「WTT(ワールド・テーブル・テニス)」において最も格付けが高いグランドスマッシュ。年間で最大4大会。今年は6~7月に米国、8月に欧州、10月にも中国で開催。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目を行い、世界ランクに関わるポイントも大きく、各種目優勝で2000ポイント。賞金総額は155万米ドル(約2億4000万円)、シングルス優勝者には、賞金10万ドル(約1500万円)。