NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン3 第8節2026…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン3 第8節
2026年2月28日(土)13:00 Balcom BMW Stadium (広島県)
中国電力レッドレグリオンズ vs マツダスカイアクティブズ広島
マツダスカイアクティブズ広島(D3)

マツダスカイアクティブズ広島の佐藤羅雲(さとうらも)選手。「ディビジョン1で秋山さんと戦う。それがいまの僕の夢です」
“広島ダービー”でメンバー入りのチャンスをつかんだ佐藤羅雲は、力を込めて語った。
「今季は少ないチャンスをいかに自分でモノにできるかをずっと考えてやっています。タックル入るときの姿勢、ブレイクダウンに入るタイミングや体の向き、そういうところでちょっとでもミスしてしまうと外国人選手の力強さに負けてしまうので、正しいプレーを激しくできるようにコツコツと取り組んできました。チャンスが来たらそれを見せたいと思います」
真摯にラグビーと向き合う姿勢は、憧れの先輩の背中を見て学んだ。
徳島で生まれ育った佐藤は小学生のころからずっと野球をしてきた。そして、中学生として最後の大会を終えたとき、徳島県立つるぎ高等学校のラグビー部の監督から声を掛けられると、それが転機になった。
「徳島はラグビーがそんなに盛んじゃないので、高校から始める人がほとんどなんです。監督は毎年、中学生のいろいろな競技の大会を見て、声を掛けて回っていて、いろいろな部活の人が集まってくるんですけど、僕も野球とは違う競技に興味があったので行ってみたら、ラグビーがすごく楽しくて気づけばもう10年以上やっています」
ラグビーと出会い、佐藤は秋山大地(横浜キヤノンイーグルス)と出会った。一つ上の先輩に佐藤は惹き付けられ、ずっと追い掛けてきたと言う。
「秋山さんのことを、僕は勝手にお兄ちゃんだと思っています(笑)。高校に入ったときから、あの人のようになりたい、あの人を追い越したい、という思いがずっとありました。秋山さんは絶対に手を抜かない。自分のやるべきことをやり続けてどんどんレベルアップする姿を見てきたので、本当に尊敬しています。高校のラグビー部のキャプテンも引き継がせてもらい、高校の生徒会長も引き継ぎました。帝京大学も秋山さんと同じフィールドに立ちたいと思って行くことにしたんです」
秋山は2014年度の高校日本代表に選ばれ、2016年にはU20日本代表にも選ばれている。いわばスタープレーヤーだったが、それは地道な努力を重ねている結果だと知っているから、佐藤はラグビーと真っすぐ向き合い続け、4月に29歳になるいまも秋山の背中を追い続けている。
「ディビジョン1で秋山さんと戦う。それがいまの僕の夢です」
だからこそ今季は絶対にD2に昇格したい。そのためにも佐藤は自分にできることをすべてやるつもりだ。
「試合に出る、出ないに関わらず、一人ひとりに絶対に役割がある。それをみんなでやり切っていきたいし、それができれば絶対に昇格できると思っています」
(寺田弘幸)