アマチュアボクシングで49戦49勝(33KO)無敗を誇り、世界ユース、全日本選手権など9冠を達成した藤木勇我(18)が…
アマチュアボクシングで49戦49勝(33KO)無敗を誇り、世界ユース、全日本選手権など9冠を達成した藤木勇我(18)が27日、横浜市内のホテルで会見し、大橋ジムに所属しプロに転向することを発表した。4月13日に公開プロテストを行い、6月10日にスーパーフェザー級(58・9キロ以下)でプロデビュー戦に臨む予定。
会見に同席した大橋ジムの大橋秀行会長(60)は「文字通り日本の至宝です。これ以上のない逸材です。必ず世界チャンピオンにします」と期待。スーパーホープの愛称が「THE KING」となることを明かした。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)を「モンスター」、3月24日にデビュー戦を迎えるアマ6冠の片岡雷斗(19)を「ザ・サンダー」と命名してきた大橋会長は「いろいろほかにもあったが、アジアユースや世界ユースでも王者になったので『THE KING』。本人もこれが気に入っていますということで、決まりました」と説明。藤木も「いいと思います。気に入っています」と笑顔を見せた。
藤木は大阪・興国高で出場した高校全国大会(選抜、総体、国体)を6大会すべて制覇。さらに高1でアジアジュニア選手権60キロ級、高2でU―19世界選手権同級で金メダルを獲得。昨年12月の全日本選手権にはウエルター級で出場し、17年大会の現WBA世界スーパーフェザー級3位の堤駿斗(志成)以来となる高校生Vを果たし、計9冠を達成した。
藤木は高校2年の4月から、月1~2回のペースで大橋ジムへの出稽古を続けてきた。24年12月には、防衛戦を控えていた尚弥とマスボクシング(軽めのスパーリング)も行っている。
◆藤木 勇我(ふじき・ゆうが)2007年12月25日、大阪市生まれ。18歳。元プロボクサーの父・直樹さんの影響で、兄・勇利(現東農大2年)とともに小学1年からボクシングを始める。・興国高で計6度出場した高校全国大会(選抜、総体、国体)を全制覇。23年にアジアジュニア選手権、24年にU―19世界選手権、25年に全日本選手権を制し、アマ9冠を達成。好きなボクサーは元4世界4階級制覇王者・ローマン・ゴンサレス。身長・リーチともに170センチの右ボクサーファイター。