【WWE】SMACK DOWN(2月20日・日本時間21日/フロリダ・サンライズ)                【映像…

【WWE】SMACK DOWN(2月20日・日本時間21日/フロリダ・サンライズ)                

【映像】美人秘書、“120キロ超”モンスターを担ぎ「掟破りの技」

 格下扱いの女子レスラーが大本命の2人相手に大番狂わせを演じ、大舞台の出場権を獲得。「女子レスラーが投げるのは無理」と言われている”120キロ”モンスター女子を担ぎ上げ、リングに叩きつける驚きのシーンに会場からどよめきが起きた。

 WWE「SmackDown」女子エリミネーション・チェンバー出場権をかけた3WAYマッチで、キアナ・ジェームス、シャーロット・フレアー、ナイア・ジャックスが対戦。誰もが「格下」と見ていたキアナが、まさかのアップセットを演じ大舞台への切符を獲得。公称120キロと言われるWWEきってのビッグウーマン、ナイアを掟破りの大技でぶん投げる衝撃シーンがハイライトとなった。

 ストーリー上キアナは明確な「格下枠」であり、軸はシャーロット対ナイアの2強対決だった。序盤こそナイアのパワーと重量、シャーロットのテクニックと、元女子王者の2人に蹂躙されるも、前提を根底から覆したのが中盤以降に飛び出した驚きの投げ技だった。

 ダメージが蓄積し、ナイアが再び試合を支配しかけたフェーズで、キアナはナイアを背中で担ぎ上げ「サモアン・ドロップ」を炸裂。これは言うまでもなくナイアのフィニッシャーの一つだ。さらにはその巨大さから”WWE女子ディビジョンのアンドレ・ザ・ジャイアント枠”として難攻不落のナイアを「掟破りの技」でそのまま叩きつけてみせ、会場からどよめきが起きる。

 実況席からも驚きの声。実況の清野茂樹アナウンサーが「よくもまあ持ち上げましたね」と声を上げると、解説の堀江ガンツは「体操のチアリーダーのバックボーンがありますからね」とコメント。やられ役濃厚から一転、体格差を物ともしない一撃の"説得力"により、この試合の主役へと躍り出ると、ファンも「そんなことができたのか!」「本気感が良い」と絶賛。キアナのフィジカルが改めて認識されるきっかけとなった。

 脇役の躍進は得てして「健闘するも惜しくも敗戦」が定番だが、さらに奇跡は続く。フィニッシュシーンで、シャーロットがナイアに”フィギュア・エイト・レッグロック”を完全に決めた瞬間、キアナがそのシャーロットをスクールボーイで丸め込み、漁夫の利で3カウントを奪取。この結果に「シャーロットが勝つと思っていた」という驚きの声が相次ぎ、パワーの衝撃と番狂わせという二重のサプライズとして受け止められた。

 今回の勝利でキアナは2月28日(日本時間3月1日)の「エリミネーション・チェンバー」への出場権を獲得。現在”ジュリアの代理人”として介入の手助けや通訳を担う”企業家系ヒール”なるツッコミどころ満載の怪しいキャラで異彩を放つ彼女だが、長い怪我により鳴りを潜めていたフィジカルモンスターとしての勘が遂に復活。”偶然の番狂わせ”ではなく、実力によるアップセットによりチェンバー内での存在感は試合前とは明らかに異なるものになった。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)