阪神の佐藤輝明内野手が、憧れの存在と同じユニホームを着た。3月開催のWBCに向け、27日に名古屋で行われた侍ジャパンの全…
阪神の佐藤輝明内野手が、憧れの存在と同じユニホームを着た。3月開催のWBCに向け、27日に名古屋で行われた侍ジャパンの全体練習。ドジャースの大谷翔平投手と初めて同じチームで汗を流した佐藤輝明は、目を輝かせながら大谷の一挙手一投足を見つめる。
WBC初選出となった昨季セ・リーグ2冠王にとって、大谷との共演は夢の実現だ。大谷との合流を前に、佐藤輝明は報道陣に思いを語った。
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「世界一のバッター」憧れの大谷から学ぶ
憧れを隠さない佐藤輝明。昨年11月のNPB AWARDS授賞式後の囲み取材で、大谷の印象を問われるとこう答えている。
「世界一のバッターで。間違いなく」
参考にする部分は「もちろん(ある)」と続けた。一昨年のオフからYouTubeで大谷の打撃を研究し、力の入れ方や練習への取り組み方を学んできた。その努力が実を結び、昨季は40本塁打、102打点でセ・リーグの本塁打王と打点王の2冠を獲得。MVPに輝いた。
「目の前で見てみたいし、何か聞けるチャンスがあったら聞いてみたいなという思いはすごいあります」
"弟子入り"志願とも取れる発言。侍ジャパンのユニホームを着ることで、その願いが現実になった。
宮崎で3安打5打点 2冠王が実力発揮
大谷翔平ら海外組の合流前、佐藤輝明は宮崎での強化試合で存在感を示した。22日のソフトバンク戦。4番・三塁で先発すると、初回に無死満塁から同点の内野安打で先制。2回には左翼線への2点適時打、5回には左中間への2点適時打と長打を連発した。
この日は3安打5打点。試合後にコメントを残している。
「いい当たりも打てたので良かった。逆方向にしっかり打球が上がるのは状態はいいかなと」
阪神の同僚・森下翔太も2本塁打4打点の活躍を見せ、阪神勢3人だけで計11打点を挙げる日の丸での"虎フェスティバル"となった。
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名古屋で大谷と初合流 具体的な学びを吸収
27日、バンテリンドームでついに大谷翔平と対面した佐藤輝明。同じグラウンドに立つと、早速多くを吸収した様子だった。
佐藤輝明が特に注目するのは、大谷の打撃技術だ。2月22日に放送されたテレビ番組への出演では、大谷について映像を見て研究していることを語っている。
「捉える確率っていうのが桁違い。パワーもそうですけど、打つ確率っていうのが凄いなと思いましたね」
具体的には下半身の使い方に着目。「足の使い方、足から始まって最後に腕っていう順番の使い方っていうのは凄い参考にしてますね」と語っていた佐藤輝明にとって、大谷の実際の練習を間近で見られる機会は貴重だ。
フリー打撃では4階席の看板を直撃する130メートル弾を放ち、負けじと全開をアピール。「いろいろ勉強もしながら、しっかり見て、個人的にも学べたらと思います」と、大谷との時間を最大限に活用する構えを示した。
侍ジャパンは27日、28日と中日との壮行試合2連戦を行う。メジャー組が実戦復帰前の段階だが、佐藤輝明にとってはWBC本番でのスタメン獲得へ向けた重要なアピールの場となる。2冠王が憧れの大谷から学び、さらなる成長を遂げた姿を世界の舞台で見せられるか。3月6日の初戦まで、佐藤輝明の挑戦は続く。