NPBエンタープライズは26日、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に中日の金丸夢斗投手を追…

NPBエンタープライズは26日、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に中日の金丸夢斗投手を追加招集すると発表した。背番号は24。松井裕樹投手の辞退に伴う緊急招集で、プロ2年目の左腕が大舞台に挑む。

金丸は26日、侍ジャパンの一員として活動を開始。大谷翔平らメジャー組との対面を喜んだ。

【選手紹介】侍ジャパン - 24 -金丸 夢斗(中日ドラゴンズ)|WBC 2026

大学時代から井端監督が抜擢した"布石"

金丸と侍ジャパンの縁は深い。2024年3月、関西大学3年時に欧州代表との強化試合でトップチームに招集された。侍ジャパン常設後初となるドラフト前の大学生選出で、井端弘和監督の"布石"となった。

先発した試合では2回を投げて走者を出さず、4奪三振の投球を披露。制球力と伸びのあるストレートを武器に、プロ顔負けの投球を見せた。井端監督は当時から金丸の可能性を高く評価していた。

同年10月のドラフトで中日が1位指名した。

ドラフト1位でプロ入りも課題残る1年目

プロ1年目となった2025年は先発で15試合に登板し、2勝6敗、防御率2.61だった。負け越したものの、潜在能力の高さは随所に発揮。昨年11月の韓国との強化試合にも招集され、国際ルールへの適応も進めていた。

井端監督は金丸について、ボールの質の高さを評価し、早くチームに慣れて力を発揮することに期待を寄せた。プロでは先発を務める金丸だが、今大会ではリリーフでの起用が見込まれる。

【侍ジャパン】松井裕樹がWBC辞退 左脚負傷で3大会連続出場ならず 金丸夢斗が追加招集

大舞台での成長に期待 本人も意欲

金丸は26日、キャッチボールやダッシュで調整を開始した。欧州代表戦以来となる日の丸のユニホームを身にまとう。

中日の井上一樹監督は金丸の代表選出を喜びつつ、開幕戦に向けた準備も万全にするよう注文した。

今大会、侍ジャパンは西武・平良海馬、阪神・石井大智、パドレス・松井裕樹と3人のリリーフ投手が辞退する異常事態に直面している。若き左腕の活躍が、WBC連覇を目指す侍ジャパンの救援陣立て直しのカギを握る。