NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン1 第10節(交流…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第10節(交流戦)
2026年2月28日(土)13:00 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 (東京都)
浦安D-Rocks vs コベルコ神戸スティーラーズ
浦安D-Rocks(D1 カンファレンスA)
浦安D-Rocksの山中亮平選手。かつて所属していたチームとの対戦については「ずっと神戸Sにいたので変な感じはしますけど、楽しみです」
浦安D-Rocks(以下、浦安DR)に加入して約8カ月、山中亮平はすっかりとネイビーのジャージーが似合う選手になった。練習グラウンドの浦安Dパークではひと際目立つ金髪をなびかせながら、若い選手たちと楽しそうにボールを追い掛ける日々を過ごし、時には「やまちゃん」と呼ばれ、ツッコミを受けながらも笑顔を浮かべ、充実の時間に身をゆだねている。
「神戸では10何年も同じような生活をしていたので、今回、まったく違う環境でプレーするのは新鮮ですし、面白いですね。自分はまだ若いと思いながらやっているので、ベテランという感じではやっていないです。もちろん、経験はしてきているので気が付いたことがあれば伝えますけど、それよりも若い選手たちと一緒にやっていたら自分も若く感じるじゃないですか(笑)」
そうやってグラウンド上ではいつも笑っている37歳が、今節でまた一つ、新たな経験をする。早稲田大学を卒業後、2011年に入団し、昨季まで14年間にわたって在籍したコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S、当時・神戸製鋼コベルコスティーラーズ)との古巣戦を迎える。
「神戸Sではいろいろな経験をしましたね。弱い時代もあったし、優勝もできたし、自分のラグビー人生の中でいい経験、成長をさせてもらったチームです。神戸Sを離れることなんて考えたこともなかったです。あそこで終わるつもりでしたから」
特別なクラブとの対峙を前にしても、山中の心は穏やかで平常心である。
「ずっと神戸Sにいたので変な感じはしますけど、楽しみです。特別な意識はないですね。いま、神戸Sは調子がいいですけど、もともとメンバーはそろっていますし、個々がしっかりと役割を果たしているので強いんだと思います」
すでにグラウンド上での存在感は絶大で、開幕からここまで9試合の内8試合に出場。そのすべてで15番を背負い、チームを最後尾から支えている。「勝てていないときこそ、自分たちを信じないといけないです。今までやってきたラグビーをやり切るために、遂行力や一貫性をもったプレーが大事になってきます」。そこは数々の正念場を乗り越えてきた選手。浦安DRの現状を理解し、いま必要なことも分かっている。
雨予報であった天気も晴れ予報に変わった。舞台は晴天の駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場。全力プレーを誓う浦安DRの山中亮平が、真正面から神戸Sにぶつかっていく。
(須賀大輔)