試合開始1分で飛び出した殺傷能力の高いひと振り。「グシャッ」という鈍い音とともに対戦相手は一気に力が抜け、マットにぐに…
試合開始1分で飛び出した殺傷能力の高いひと振り。「グシャッ」という鈍い音とともに対戦相手は一気に力が抜け、マットにぐにゃり。衝撃のカウンターKOに「目が飛んでいる」「凄い音だった」とファンに戦慄が走った。
2月23日、後楽園ホールで開催された「RISE196-RISE 23rd Memorial event-」で、福井萌矢(建武館)と堀本祐惺(TRY HARD GYM)が対戦。試合は1ラウンド開始1分、堀本が強烈なカウンターの右フックでKO勝利。他団体で経験を積んだ18歳が見事な勝利でRISE復帰戦を飾った。
久々のRISE登場となる両者。福井はバンタム級14位に位置し、これまで他団体で経験を積んだテクニカルな中堅選手。対する堀本はSTRIKE NEXUS初代スーパーバンタム級王者で、他団体で経験を重ねた18歳。現在4連勝中と、勢いそのままの参戦となる。
ゴングとともに両者が中央で打ち合う好戦的な展開。接近戦で強い右を当てる堀本がラウンド開始1分、前蹴りから再び右を振り抜く。「グシャッ」と炸裂するような鈍い音とともに、福井は脱力しながら大の字になってダウン。
すぐに立ち上がり戦う姿勢を見せるが、フラフラと脳が揺れたような状態で瞳孔も開く。一瞬ファイティングポーズを見せるが、レフェリーが続行不可能と判断し、ゴングを要求した。
開始直後の衝撃KOに、ファンから「すんごい音」「効いてる」「合わせしっかりあってたな」とドンピシャのカウンターに称賛の声が並ぶ。一方で、「まだやれる」と悔しさを滲ませる福井に対しては、「これは止めるわな」「目が飛んでいる」「目が泳いでいた」「止めたのは正解」とレフェリーの判断を支持する声も相次いだ。
実況からも「回転の早いコンビネーションが持ち味」と紹介された堀本。リプレーでもアゴに強烈な一撃が突き刺さり、相手は腕がだらりとしたまま立った状態で脱力。その後、遅れて後方にぐにゃりと崩れ落ちる。まさに一撃KOの結末に、「パンチに威力があるな」「すげー見切り」「顎にもろだ」「凄い破壊力」と驚きの声が相次いだ。
勝利マイクでは、“爆発的なひと振りの主”とは思えない「勝てればなぁ…という感じだったんですけど、KOできたんで嬉しいです」と、やや自信なさげなコメントも。その後は「55キロを荒らしていく」と力強く目標を掲げていた。