広島・森下暢仁投手(28)が26日までにデイリースポーツの単独インタビューに応じ、開幕投手への思いを語った。昨季初めて…
広島・森下暢仁投手(28)が26日までにデイリースポーツの単独インタビューに応じ、開幕投手への思いを語った。昨季初めて大役を担い「特別な場所」であることを実感。2年連続Bクラスからの逆襲を期すチームの中、先発陣の大黒柱としてキャリアハイの成績を求めていく。
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-昨年は8月後半に右肩炎症で離脱し、そのままシーズン終了。その悔しさがフォームの模索につながっている?
「そこはあんまり気にしてないというか…。結果を残せなかったのは自分のせいですし、うまくやれなかったので自分の中でいろいろ考えることはありましたけど。でも本当にこの世界は結果を残さないと残っていけないと思う。そこにこだわってやりたいっていう思いになりました」
-フォームは原点回帰しているイメージか、それとも新しいものを追求していく感覚なのか。
「新しいもの。フォーム的にはそんなに変えてないんですけど、体の使い方とか、負担のない投げ方はどうなのかなっていうところを今やってる感じです」
-その他、何か新しい試みは。
「いやもう本当、肩と肘にケガがなく、シーズンを終われたらいいなと思っているので。そことしっかりと向き合っています」
-今年でプロ7年目。ここまでは早かった?
「まあ気づいたら7年目なので。ずっと勝てなかったりとか、ケガしてしまったらもう終わっていくと思う。その辺をもう一回考えながら、今シーズンやれたらなって思っています」
-今年8月で29歳。どのような姿で30歳を迎えるか、大事な1年にもなるのかなと。
「そこまでは考えていない。ケガなくやれていたら来年も再来年も行けるだろうなっていう気持ちはある。今年一年、勝負の年だと思うので、しっかりやれたらなと思っています」
-チーム内で後輩の方が多くなってきた。立場の変化は感じるか。
「全然そんなことはないというか。上の人たちもそんなに変わってないですし、何か変わったなっていうのはあんまりないです」
-昨年7月には選手間ミーティングの音頭もとった。そういうことはこれからもやっていくか。
「今回も島内さんが選手会長になって、自分たちの一つ上の世代の人たちが頑張ろうとしてるのを感じる。そういう年になってきたんだなっていうのは感じます」
-先発投手としてチームに帯同し続けるわけにはいかない。その中で何をどう示そうと考えているか。
「自分たちは一週間に一回しか(登板が)与えられない立場。そこまでをちゃんと取り組んで、それだけを考えてやるっていう感じです」
-その結果、チームを引っ張っていければという感じか。
「いや、そんなこともないです。そこまで『チームのために』とか、どうしたいとかはない。一人一人がプロの世界でやっているので。みんながそれぞれやらないといけないと思う。結果がついてくれば、いいチームになっていくと思うので。本当にみんなが結果を残そうと考えてやれたら、それでいいんじゃないかなと思っています」
-理想は選手それぞれが高め合った末、自然と勝利が積み重なる形か。
「理想というか、強いチームって、やっぱりそういう人たちがいっぱいいるんじゃないかなっていうのは思っているので。一人がどれだけ頑張ってもチームなので勝てない。みんなが頑張らないといけないので。そこで誰かに助けてもらうというよりは、この世界は自分一人一人がやらないといけないと思う」
◆森下 暢仁(もりした・まさと)1997年8月25日生まれ、大分県出身。28歳。181センチ、81キロ。右投げ右打ち。大分商-明大を経て、19年度ドラフト1位で広島入り。1年目の20年に10勝し新人王を獲得。21年東京五輪日本代表。22年ゴールデングラブ賞受賞。今季推定年俸は2億円。