「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋 侍ジャパン-中日」(27日、バンテリンドーム) 3月のワールド・ベースボ…

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋 侍ジャパン-中日」(27日、バンテリンドーム)

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(31)が26日、羽田空港発のチャーター機で県営名古屋空港に到着し、バンテリンドームで日本代表「侍ジャパン」の練習に合流した。記者会見では同い年のカブス・鈴木誠也外野手(31)と爆笑トークを展開。球場内外で“大谷フィーバー”を起こした。日本代表は27、28日に中日と壮行試合を行うが、大谷ら大リーグ勢は出場しない。

 温かい空気感で報道陣の笑いをかっさらう。大谷は時差ぼけで「頭がぼーっとする」と話しながらも、真面目と軽快の“二刀流トーク”で会見場を和ませた。

 約20分間の会見では「決起集会」についても話題となった。鈴木は米国で「翔平がやるべき。1000億ですから」と、2023年オフにドジャースと10年総額7億ドル(当時約1015億円)の大型契約を結んだことを引き合いに「翔平会」の開催を要望していた。

 改めて問われた鈴木は「時間があんまりないので、あれなんですけど、彼ならやってくれると信じております」と横目で大谷をチラリ。これを受けて大谷は「まずは勝つことが大事だと思います。おいしいご飯を食べに行くわけではないので。まずはそこに集中して頑張るべきかなと思っています」とニヤリと切り返した。“ガチンコ”モードの「翔平様」からの“お言葉”に鈴木も「なんか、すみません」と爆笑トークを締めくくった。

 大谷はこの日、チャーター機で名古屋入り。チームバスとは別で最後に球場に入り、チームに合流した。慌ただしくユニホームに着替え、メイングラウンドでキャッチボールをこなし、室内で打撃練習を行った。調整方法は井端監督から一任されている。メイングラウンドでのフリー打撃について「やりたいなと、もちろん思っている。明日また状態を見て」と有観客となる試合前練習での披露に意欲を見せた。

 グラウンドに姿を見せたのは約25分間。スーパースターを追いかけて報道陣が右往左往するなど、バンテリンドーム内は“大谷フィーバー”だった。球場外も同様で、練習は一般非公開ながら、球場周辺には大勢のファンが集まり、WBCグッズ売り場に長蛇の列ができるなど大混雑だった。

 “フィーバー”を起こした前回大会の23年は二刀流で日本の優勝に貢献し、大会MVPと投手&指名打者の2部門でベストナイン入りする活躍だった。「前回同様プレッシャーのかかる試合が多くなると思いますけど、気持ちは変わっていない。自分たちの野球をしっかりやることが大事」と大黒柱として日の丸を背負う覚悟を口にした。打者に専念して臨むWBCへ「全力を尽くしたい」と大谷。26年もチームを引っ張る“ショウタイム”を見せる。