【台北(台湾)26日=永野高輔】台湾打線を抑えて侍ジャパンの勝利を“アシスト”する。日本ハムは26日、交流試合のため、那…

【台北(台湾)26日=永野高輔】台湾打線を抑えて侍ジャパンの勝利を“アシスト”する。日本ハムは26日、交流試合のため、那覇から台湾・台北へ移動した。27日の台湾代表戦(台北ドーム)には細野晴希投手(24)が先発予定。侍ジャパンがWBC第1ラウンド初戦(3月6日、東京ドーム)で対戦する相手の攻略のヒントにつながる快投を披露し、自身の開幕ローテ入りも引き寄せる。

  ◇  ◇  ◇

細野が台湾代表との対戦で、さまざまなミッションに挑む。侍ジャパンが6日のWBC初戦で戦う相手。「参考になるとかは考えてないですけど、僕が抑えたら2人(日本ハムから選出の伊藤、北山)にプレッシャーがかかるかなと。そういう意味で、抑えたい」。日の丸を背負う先輩2投手にハッパをかけつつ、日本の白星発進をお膳立てするヒントを、引き出せるかもしれない。

当然、自身の開幕ローテ入りに向けたアピールもしていく。1つ目のテーマは脱力だ。「軽く投げる。球速を落とすわけじゃないんですけど、キャッチボールぐらいの感じで。なかなか難しいので、練習しようかなと」。力感のないフォームで、打者を差し込む。

2つ目は「千手投法」。今季から腕の角度を少し下げたフォームを試しているが「上で投げていた時もそうでしたが、毎回同じフォームで投げるのは僕はたぶん不可能。その日その日で変えていけたら」。17日の中日との練習試合は、追い込んでから横手投げ気味に腕を下げ、空振り三振を奪った。「バッターも嫌だと思うし、球速も出た。そっちも使っていけたら」と、思い描いた。

敵地ながら、昨年2試合で計5万人以上を動員した台湾遠征。大観衆の中での登板に「シーズンに向けた、いい練習になる」。ビジター時の登板同様、飛行機移動を挟んでの調整にも「本拠地同様にやれないものと割り切って」。シミュレーションを重ね、1年通して戦えるイメージをふくらませていく。【永野高輔】