ワインドアップの新フォーム完成だ。ソフトバンク大関友久投手(28)が26日、宮崎キャンプで社会人ヤマハとの練習試合(アイ…

ワインドアップの新フォーム完成だ。ソフトバンク大関友久投手(28)が26日、宮崎キャンプで社会人ヤマハとの練習試合(アイビー)に先発。26年初実戦で2回6人斬りの完全投球を見せた。今季から出力アップを狙って大きく振りかぶるが「今日でかなり型はできた」と手応え十分。昨季自己最多の13勝を挙げ、最高勝率のタイトルを獲得した左腕は、確約されている開幕ローテーションに向け、残り1カ月で万全に仕上げていく。

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ゆっくりと振りかぶると、グッと体をひねって投げ込んだ。大関は今季から取り組むワインドアップ投法に「手応えの感じられる投球だった」と会心だった。初回は5球すべて直球で外野への飛球が3つ。3番打者にはこの日最速145キロで詰まらせ中飛に仕留めた。2回は1死後、左の5番打者に低めのスライダーで3球三振、続く6番打者はこの日最速タイの145キロ内角直球で空振り三振を奪った。2回を投げ、17球無安打無失点、2奪三振の完全投球だった。

「今日に関しては、初球からすべてのボールに力を入れて投げようと思った。打者が立った中で力が伝わる投げ方ができるか」。新フォームでもボールに力が伝わっているかを入念に確認。2イニング目にはスライダー、フォークも投げ、変化球への伝わり方もチェックした。走者を出さなかっため、セットポジションた試せなかったが「全部ワインドアップの中で、いいバランスで投げられた」と笑顔。「今日でかなり型はできた。中身を詰めていく作業を1カ月でしっかりやりたい。ひとつ前に大きく進めた」と大きな収穫をつかんだ。

21日には小久保裕紀監督(54)が「大関は開幕ローテ当確なんで。どのような状態であろうとローテーションには入っています。けがは別ですけどね」と明言。昨季自己最多の13勝を挙げ、自身初のタイトルとなる「最高勝率」を獲得した左腕への信頼は絶大だ。絶対的エースのリバン・モイネロ投手(30)がキューバ代表でWBCに出場するため、開幕に間に合わない可能性が高い。大関と上沢直之投手(32)の2人が開幕からしっかり両輪となることが求められる。「とにかく自分は3月下旬にベストな状態をつくれるように逆算してやっている」と話し、今後は球数、イニング数を伸ばし、キレや制球などを詰めていく。大きく振りかぶる2026年型で、リーグ3連覇と連続日本一を目指して腕を振る。【石橋隆雄】

◆ソフトバンク大関のヤマハ戦の投球内容

【1回】

<1>舟久保※ 中飛

<2>相羽   右飛

<3>網谷   中飛

【2回】

<4>森川※  左邪飛

<5>永浜※  空振り三振

<6>清水   空振り三振

※は左打者

◆ソフトバンクの先発候補

◎…モイネロ

◎…大関

◎…上沢

△…松本晴

△…スチュワート

△…大津

△…徐若熙

△…前田悠

△…東浜

△…上茶谷

△…尾形

△…前田純

◎…濃厚、○…有力、△…候補