フィギュアスケートのペアで、ミラノ・コルティナ五輪で同種目日本初の表彰台となる金メダルに輝いた三浦璃来(24)木原龍一(…

フィギュアスケートのペアで、ミラノ・コルティナ五輪で同種目日本初の表彰台となる金メダルに輝いた三浦璃来(24)木原龍一(33)組が、25日のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)に生出演。ショートプログラム(SP)5位からフリーで世界最高得点をマークした劇的なフィニッシュを振り返った。

拳を高々と掲げた三浦、そして最後のリフトを完遂した木原のシーンは、テレビカメラマンも泣きながら撮ったという。

歴史的なシーンを見返した三浦は「大きなミスなく。やっぱり前日のこともあったので、本当にプレッシャーもすごくあったんですけど、その中で自分たちのできることを全て出し切れたので、その思いがこもったガッツポーズでした」。

SPでは木原が涙を流すなど失意のどん底に落とされた。

それでも、木原は「夕方の公式練習の後にいろいろやりとりがあって、そこで自分で一度気持ちを立て直した後は、弱い自分はもう出ず、自分たちのやってきた練習をすごく信じて試合に臨むことができました」。過去を振り返らず、全力で今と向き合い、驚異的なV字回復につなげていた。

名文句となった「私がお姉さん」で木原を救った三浦も成長をかみしめた。

「これまでの7年間、常にサポート、毎試合、声がけであったり、本当に心からのサポートがあったからこそ、今回そういった立場になれた」。

一朝一夕で築けない信頼関係が発揮された五輪でもあった。

過去にはケガや体調不良で練習できない時もあった。それでも、「どちらかが必ず帰ってきた時にすぐに動けるように準備していたり、そういう努力している姿をずっと間近で2人見ていた」と木原は振り返る。

普段、試合前は緊張で木原の声がけには返事をしない三浦も「恥ずかしがらずに、心の底から思ったことを本当に素直に伝えてくれる」と感謝を込める。

将来は「ペア大国・日本」をけん引していく夢も口にした2人。木原は真っすぐに誓う。

「今回、たくさんの方々にペアを知っていただけた。僕たち世代でこのペアを終わらせてしまうのではなくて、日本がペア大国となるために、自分たちができることがあれば。日本には今までそのペアの指導者の方がなかなかいらっしゃらなかったので、自分たちが次の世代の指導者になれるように頑張っていきたい」。

三浦も木原の思いに寄り添いながらこう応えた。

「私も同じ目標を持っているので、その側でずっと支えられたらな」