名牝アパパネの産駒となる2頭が、同一ウイークVを狙う。 アパパネは史上3頭目の三冠牝馬。09年の阪神JF、10年の桜…

 名牝アパパネの産駒となる2頭が、同一ウイークVを狙う。

 アパパネは史上3頭目の三冠牝馬。09年の阪神JF、10年の桜花賞、オークス、秋華賞、11年のヴィクトリアマイルとGIを5勝した。産駒はこれまでに7頭が走り、全馬が勝ち上がり。4番仔のアカイトリノムスメは21年の秋華賞を制している。

 今週は2頭の産駒が出陣だ。まずは土曜阪神9Rの松籟ステークス(4歳上・3勝クラス・芝3000m)に、7番仔のアマキヒ(牡4、美浦・国枝栄厩舎)がエントリーしている。ここまで8戦3勝。前々走の菊花賞では11着に大敗したが、前走のグレイトフルSでは2着を確保。距離延長がカギとなるものの、引き続き自己条件なら決めたい一戦となる。

 続いて日曜中山9Rの富里特別(4歳上・2勝クラス・芝2000m)には、6番仔のバードウォッチャー(牡5、美浦・国枝栄厩舎)が挑む。こちらは2勝クラスで7戦して馬券圏内なし。ただ、前走では0秒4差の4着に健闘し、地力強化の兆しがある。今回も立ち回り一つで上位争いになっていいだろう。

 母のアパパネ、さらには産駒2頭を手掛ける国枝栄調教師は3月3日で定年となるため、今週末が最後の競馬となる。名伯楽の有終の美を飾ることができるか。ゆかりの血統の2頭にエールを送りたい。