2月26日、バンテリンドームで行われた侍ジャパンの練習後、大谷翔平と鈴木誠也が合同会見に臨んだ。同じ1994年生まれの二…

2月26日、バンテリンドームで行われた侍ジャパンの練習後、大谷翔平と鈴木誠也が合同会見に臨んだ。同じ1994年生まれの二人。プライベートでは気心知れた仲だが、この日の鈴木は「喋りづらい」と苦笑いを見せた。

【画像】侍J 鈴木誠也「喋りづらい」 大谷翔平との合同会見で「同じです」連発

大谷の後に答える鈴木「同じです」連発の裏側

会見の進行は大谷が先、鈴木が続く形式。心境を問われた大谷が答えると、鈴木は「一緒です」とポツリ。コンディションについても大谷が「時差ボケがまだちょっとある」と語ると、鈴木は再び「一緒です」と苦笑いを見せた。

その後も「同じです」を連発する鈴木。会場の笑いを誘った後、本音が飛び出す。メジャーリーガーとして活躍する同級生を前に、言葉を選ぶ姿があった。

94年生まれ同級生が持つ微妙な距離感

1994年生まれの2人が侍ジャパンで共にプレーすることについて、大谷は同級生であることに触れ、前回のWBCを一緒に迎えられなかった悔しさを語った。一方の鈴木は大谷のプレーを間近で見られる喜びを語ると、大谷は鈴木に向かって頭を下げた。

同級生でありながら、実績には大きな差がある。2024年にMVPとワールドシリーズ制覇を達成した大谷。鈴木も2022年のMLB移籍以降、カブスの主力として活躍を続けるが、世界的スターとなった大谷への敬意を示す場面が見られた。

過去にも鈴木は大谷について「すごいの一言。みんなと一緒。ベンチから見て、いろいろ勉強させてもらっている」と語っている。同級生という立場でありながら、一選手として大谷を尊敬する姿勢がうかがえる。

【画像】WBC 大谷翔平が侍ジャパン合流「まだあいさつしきれてない方もいる」「時差ぼけがまだ…」

プライベートでは気心知れた仲

公の場では言葉を選ぶ鈴木だが、プライベートでは全く違う顔を見せる。過去には大谷を「ケチ谷」と呼び、「あいつの本性を知っているんで」とイジり倒していた。

2023年のエンゼルス対カブス戦では、試合前に二人で釣りのパフォーマンスを披露。大谷が釣り人、鈴木が魚を演じた寸劇は話題となった。この時、鈴木は「翔平が1発目にやってきたんで。今日は釣ってやろうと。やり返しました」と笑顔で振り返っている。

LINEで連絡を取り合う関係でもあり、鈴木は「彼の活躍があるから僕もここでやれていると思う」と互いに高め合う存在であることを明かしている。

「喋りづらい」という発言。公の場で同級生をどう扱うべきか、鈴木が言葉を選んだ様子がうかがえる。世界的スターとなった友人を前に、敬意と親しみのバランスを取る難しさがある。同級生だからこそ生まれる特有の距離感だ。

WBC連覇を目指す侍ジャパン。グラウンド上では、二人が遠慮なく力を発揮する。その姿に注目だ。