名牝系出身のグロスビーク(牡4、美浦・田中博康厩舎)が、土曜中山7Rの4歳上1勝クラス(ダ1800m)で待望の復帰戦…

 名牝系出身のグロスビーク(牡4、美浦・田中博康厩舎)が、土曜中山7Rの4歳上1勝クラス(ダ1800m)で待望の復帰戦を迎える。

 グロスビークは父シスキン、母アドマイヤセプター、母の父キングカメハメハの血統。母は12年に京阪杯で2着、スワンSで3着の活躍馬。半兄のデシエルトは24年の中日新聞杯の勝ち馬で、半姉のスカイグルーヴは重賞で2着が3回ある。母系を遡れば、祖母のアドマイヤグルーヴは03年と04年のエリザベス女王杯、曾祖母のエアグルーヴは96年のオークスと97年の天皇賞(秋)、4代母のダイナカールは83年のオークスを制している。近親にもドゥラメンテ、ルーラーシップ、オレハマッテルゼ、ジュンライトボルトとGI馬がズラリ。昭和から令和まで日本競馬を引っ張ってきた名門ファミリーの出身だ。

 24年秋のデビューから2着、5着、2着と悔しいレースが続いた。それでも約4カ月の休養を挟み、前々走の未勝利で待望の初勝利。続く1勝クラスも2着にまとめ、地力強化を印象付けた。確かに折り合いには課題を残すが、逆に言えば伸び代たっぷりだ。

 今回は約9カ月ぶりの実戦となるが、しっかりと乗り込まれてきたので、仕上がりは問題ない。そしてワンペース気味の走りなので、初ダートもプラスに出る可能性大。引き続きC.ルメール騎手の手綱で、先々が楽しみになる走りを見せてほしい。