◆卓球◆WTTシンガポール・スマッシュ 第5日(26日、シンガポール・OCBCアリーナ) 【シンガポール 26日=宮下京…
◆卓球◆WTTシンガポール・スマッシュ 第5日(26日、シンガポール・OCBCアリーナ)
【シンガポール 26日=宮下京香】男子シングルス3回戦が行われ、全日本選手権2連覇中で世界ランク7位の松島輝空(そら、木下グループ)が、同13位の張禹珍(韓国)をゲームカウント1―3(11―9、5―11、9―11、9―11)の逆転負けを喫した。8強入りを逃し、グラウンドスマッシュでの日本人初制覇の夢は破れた。
試合後の取材では「自分のプレーがしっかりできず、後悔が残る。もちろんイライラしたけど、我慢しながらプレーしていた。審判は角度と言っていたけど、高さでTTRを取られていた。今回のTTRは多くの人が取っていたので、仕方がない。ボールもあまり得意ではなく、苦戦していた。ボールはつぶれてしまったり、変化がすごかったり。いろんなボールがあるので、今後はしっかり合わせた準備をしていきたい」と悔しさをにじませた。
第1ゲーム(G)は、序盤に「フォールト(サーブの反則による失敗)」と審判に指摘されたが、WTTが昨年から導入したビデオ判定(TTR)の末に指摘は覆り、磨いてきたサーブから3球目のフォアハンドドライブで押して11―9で先取した。しかし第2Gでは再び「フォールト」と宣告された。当初は審判にサーブ時に投げ上げた球の「角度」を指摘されたが、TTRの末に「高さ」で反則を取られた。松島は首をかしげ、相手選手も審判に声を上げてくれたが、判定は覆らず。結果的に、松島はそこから流れを手放し、3Gを連取されて逆転負けを喫した。
グランドスマッシュは残り3大会。世界ランクで自己最高5位以内を目標に掲げる18歳は「どの大会でも優勝を目指してやっていく。1大会1大会しっかりいい準備をして、自分のプレーを発揮できるようにやっていきたい」と言葉を振り絞った。
◇シンガポール・スマッシュ 卓球の世界ツアー「WTT(ワールド・テーブル・テニス)」において最も格付けが高いグランドスマッシュ。年間で最大4大会。今年は6~7月に米国、8月に欧州、10月にも中国で開催。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目が行われる。付与される世界ランクに関わるポイントも大きく、各種目優勝で2000ポイント。賞金総額は155万米ドル(約2億4000万円)、シングルス優勝で賞金10万ドル(約1500万円)。