プロボクシングWBA世界スーパーフライ級11位佐野遥渉(22=LUSH)が4月19日、キルギス共和国で同級暫定王者デビッ…
プロボクシングWBA世界スーパーフライ級11位佐野遥渉(22=LUSH)が4月19日、キルギス共和国で同級暫定王者デビッド・ヒメネス(33=コスタリカ)に挑戦すると26日、発表された。元世界3階級制覇王者亀田興毅氏が運営する「SAIKOULUSH」Vol7のメインで組まれる。同日、オンライン会見に臨んだ佐野は「世界戦が決まって自分でもびっくりしている。もちろん早いという声をもあると思う。チャンスをいただいたので1発でつかみ取りたい」と意気込みを示した。
22年に全日本同級新人王を獲得した佐野は昨年10月、キルギス共和国でJBC未公認のWBAアジア同級王座を獲得し、世界ランキング入りしていた。出身地である静岡県では世界王者が誕生しておらず、佐野は「静岡で世界王者いないので自分が1番先になると言ってきた。あと1歩まできている」と気持ちを高ぶらせた。現在、日本ボクシングコミッション(JBC)は王座乱立するWBAのみ暫定王座を認めていないため、国内では世界王者として公認されない。13年には江藤光喜がタイでWBA世界フライ級暫定王座を獲得したが、JBC未公認となっている。
暫定王者ヒメネスは好戦的ながらも頭脳的な戦いもできる難敵。昨年7月には健文トーレスを11回KOでWBA世界同級挑戦者決定戦を制している。佐野は「やりづらい選手だなと。厳しい戦いになるし、本当に強いと思う」と強く警戒した上で「自分がアウトボクシング、もらわないボクシングしている。パンチがないと思われているので、効かせて相手を戸惑わせたい。チャンスがあれば一気に仕留められるように」と自信ものぞかせていた。
プロモートする亀田氏は「SAIKOULUSHでここまできたのが22歳の佐野遥渉。次の世代の若手が育った。次の時代の新たな王者になる」と太鼓判。暫定王座獲得後の青写真も描き「きれいなボクシングするのでヒメネス相手にできるかどうか。すごい本当に負けない世界王者になる。取ったら長期政権を築くかもしれない。今回は試される試合、世界レベルがあるかどうか。勝ったら4団体統一、2階級制覇というところまでいけると思う」と大きな期待を寄せていた。