3月開催のWBCに向け、侍ジャパンに激震が走った。パドレスの松井裕樹投手(30)の辞退が26日に発表された。左脚付け根の…

3月開催のWBCに向け、侍ジャパンに激震が走った。パドレスの松井裕樹投手(30)の辞退が26日に発表された。左脚付け根の張りが理由。平良海馬投手(西武)、石井大智投手(阪神)に続く救援陣3人目の離脱となった。代役として中日の金丸夢斗投手(23)の追加選出も同日発表されている。

【画像】【WBC】松井裕樹が出場辞退 左脚付け根の張りで救援陣3人目の離脱

松井裕樹の辞退経緯 キャンプで左股関節に異変
順調な調整を続けていた松井に異変が起きたのは、米アリゾナ州ピオリアのパドレスキャンプでのこと。19日(日本時間20日)の初実戦形式登板で、21球を投げた時点で左脚付け根の張りを訴えた。これ以上投げたら悪化すると判断し、緊急降板を決断している。
翌20日(同21日)、パドレスのスタメン監督は厳しい見解を示した。WBCまでの完全回復は困難と最終判断を下した松井は、自ら侍ジャパンサイドに辞退の意思を伝えたもよう。
松井は2017年、23年とWBCに出場。今大会で3度目の出場となるはずだった。救援陣のリーダー役として期待されていただけに、井端弘和監督にとって大きな痛手となる。

金丸夢斗が代役に 昨秋の強化試合で高評価
代役として選ばれたのが、中日の金丸だ。22日には北谷で行われた巨人とのオープン戦に先発登板。4イニング4安打2失点、最速148キロの投球を披露していた。
金丸は昨年11月の韓国との強化試合で侍ジャパンに選出された経験を持つ。3失点を喫したものの、投球内容は高く評価されていた。選出が決まり、名古屋で開催される壮行試合から合流する形になる。若手右腕にとって、大舞台での経験を積む貴重な機会となりそうだ。

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救援陣3人目の離脱 侍ジャパンに試練
今回の松井の辞退で、侍ジャパンは救援陣3人が抜ける異常事態に直面している。宮崎合宿前に平良が左ふくらはぎの肉離れで辞退し、藤平尚真投手(楽天)が追加招集。さらに石井が左アキレス腱損傷で離脱し、隅田知一郎投手(西武)が選ばれた。井端監督は当初、第2先発や第3先発でイニングを稼ぎ、8、9回をリリーフで締める構想を描いていた。だが、クローザー候補だった平良、松井の離脱により、ブルペン陣の再編は避けられない。
連覇を目指す侍ジャパンは投手陣の総力戦を強いられる。若手右腕の加入でチーム一丸の戦いが本格化する。