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マイアミ・ヒートで2度のNBA優勝を成し遂げ、2021年にはバスケットボール殿堂入りを果たしたクリス・ボッシュ。リーグデビューを飾ったトロント・ラプターズでも数多くの功績を残した元オールスターに、アクシデントが発生したようだ。
2月26日(現地時間25日)ボッシュは自身のXを通じて、動画を添えたポストを投稿。「あることは一夜にして人を変える。私はその体験について綴る」と書き残し、妻とのデートに向けて準備していた際に、血まみれの状態で意識を取り戻したことを明らかにした。
「目を覚ますと、全身が自分の血で覆われていた。本当におかしなことで、あっという間だった。前触れはなく、(事態に)備える時間すらなかった。妻とのデートに出かける準備をしていたのに、次の瞬間には地面に倒れていた」
ボッシュは言葉を続け、「詳細は省くが、まだ回復途中なのは見て分かるだろう」と、目の周りに黒味を帯びた自身の顔を指さす。「見た目が変わったとしても隠すつもりはない。でも本当に怖かったし、一瞬の出来事だった。生きて戻れて本当に幸運だった。ただの闇、それ以外は何もなかった。闇へ落ちて戻ってきた。記憶は全くない。ここに戻ってきたこと以外は何も覚えていなかった」。
ボッシュは現役時代から血栓という健康問題を抱えており、これが彼の現役引退を招いた直接的な原因でもある。今回の一件が血栓によるものか、ボッシュは言及しなかったが、彼の人生観に大きく影響を及ぼしたという。
「この経験は、人生の見方や物事の成り行き、自分自身や家族のために何をするか、どう生きるかについて、新しい視点を与えてくれた。『待っている場合ではない』と確信している。これが私の学んだことだ。行動を起こすのを待ってはいけない。なぜなら、それは突然訪れるかもしれないから。生きていることに感謝し、心から喜んでいる。今は日々の生き方を考え直している。詰まることろ、『待つな』」
「行動に起こすのを待つな。昇進を望んでいるかもしれない。チームとトライアウトしたいかも、休暇に行きたいかもしれない。人々がやりたいこと、私たちがやりたいことは数えきれないほどあるのに、結局はやらないで終わってしまう。だから、これ私の教訓だ。待たないでくれ。起業したいなら待つな。失敗するかもしれないけど、だたやればいい」
血栓という、生命に関わる病気と向き合い続けてきたボッシュだからこそ、今回のハプニングにはさらに命の重みを思い知らされることに。ボッシュは背景について明かしていないが、命の危機から得られた“教訓”を、少しでも多くの人に刻みたかったのだろう。
【動画】ヒート時代にボッシュが見せた名プレーの数々