高校野球の春の大会を前に、佐賀県公式野球審判協会の講習会が22日、佐賀市のさがみどりの森球場で開かれた。県高野連の主催…

 高校野球の春の大会を前に、佐賀県公式野球審判協会の講習会が22日、佐賀市のさがみどりの森球場で開かれた。県高野連の主催で、約50人の審判員らは基本動作の確認などで球春の到来に備えた。

 3月20日開幕の九州地区佐賀大会から指名打者(DH)制が採用される。県高野連の尾崎将成理事長は「DH制をしっかり理解してもらい、スムーズな大会運営と対戦チーム同士が実力を発揮できるようにご協力いただければ」などとあいさつした。

 「走姿顕心・立姿顕心」をテーマに、わかりやすい判定のメリハリがついた動きや新しいジェスチャーを入念に繰り返した。鳥栖商と伊万里実の選手が協力し、球審の立ち位置やストライクゾーンの確認などもあった。審判協会の諸隈勝美理事長は「ジャッジの間を大切にしてほしい。コールする前に確認作業を必ず入れて」と話していた。

 武雄でマネジャーを務める藤本鉄大さん(2年)も参加。公式戦で審判に入ることはないが、練習試合で塁審などで活躍している。

 中学生の時に野球を離れたことで、マネジャーとして入部。監督らに審判を勧められ、「試合を動かすというか、試合を作るのが役目で醍醐(だいご)味を感じる」と熱心に取り組んでいる。大学進学後は正式な審判員をめざしたいといい、「年上の方からも優しく教えてもらい、ポジションの入り方などいろいろ学ぶことができた」と講習会の収穫を語った。(森田博志)