◆チューリップ賞追い切り(25日・栗東トレセン) 桜花賞トライアルの第33回チューリップ賞・G2(3月1日、阪神=3着ま…
◆チューリップ賞追い切り(25日・栗東トレセン)
桜花賞トライアルの第33回チューリップ賞・G2(3月1日、阪神=3着まで優先出走権)の最終追い切りが25日、栗東トレセンで行われた。阪神JF5着からの巻き返しを狙うアランカールは、CWコースで軽快な動きを披露し「状態◎」を獲得。16年オークス馬の母シンハライトとのレース史上初の母子制覇に向けて、完璧に仕上がった。
雨雲でどんよりした空とは裏腹に、活気ある身のこなしを見せた。アランカールは栗東・CWコースを3頭併せで、サウンドムーブ(3歳オープン)とヤマニンシュラ(4歳3勝クラス)の間からスタート。前と約3馬身の間を保ち、折り合って追走した。直線では2頭の間から、馬なりのまま鋭い伸び脚。6ハロン83秒0―11秒5でヤマニンシュラと併入した。
斉藤崇調教師は「先週の時点である程度息遣いはできているので、そんなにやる必要はないかなと。相変わらず動きもいいです」と納得。「馬場が悪い部分もあったけど、いい走りができました」と合格点を与えた。
雪辱を期す3歳初戦だ。前走の阪神JFでは、1番人気に推されながら5着に敗れた。スタート後すぐに最後方へ。3角過ぎから動き、大外を回って位置を上げたが、直線では伸びを欠いた。流れに乗れなかったことが敗因。斉藤崇師は「馬には苦しい展開でした」と振り返る。
今回はレジェンド・武豊と初コンビ。1週前追い切りでコンタクトをとり、6ハロン85秒4―11秒1。指揮官は「乗りやすいと言ってくれました。最近は口向きも良くなっています」と成長をみてとる。
16年オークス馬シンハライトの娘で、新馬戦、野路菊Sと2連勝した期待のエピファネイア産駒。「もう少し体がボリュームアップしてほしい」と願いつつも「走ったときに一生懸命で、心肺機能の高さもある」と素質を評価する。「取りこぼせない一戦。ここを勝って本番に臨みたい」。レース史上初の母子制覇を果たし、桜花賞に弾みをつける。(水納 愛美)