ソフトバンク藤井皓哉投手(29)が25日、佐賀市内の病院で右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)と関節…
ソフトバンク藤井皓哉投手(29)が25日、佐賀市内の病院で右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)と関節クリーニング術を受けた。競技復帰まで12カ月の見込みで、ブルペン陣に欠かせないはずのセットアッパーが今季絶望となった。
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福岡移転後初のリーグ3連覇に向け、大きな戦力ダウンだ。昨季セットアッパーとして日本一に貢献した藤井が右肘手術のため今季絶望となった。昨季は51試合に登板し、19ホールド、防御率1・44。7回の男として8回松本裕、9回杉山と「樹木トリオ」の一角としてブルペンを支えた。20年オフに広島を戦力外となり、四国IL高知を経て22年に育成でソフトバンクと契約。支配下登録されると移籍後昨季まで4年間で180試合に登板するなどインパクトを残した。
昨年12月24日のクリスマスイブには5000万円増の今季年俸1億2000万円で契約更改し1億円プレーヤーの仲間入り。「この業界にいれば、これからも(戦力外に)なる選手はいると思う。でも、もう1回できるという道しるべじゃないですけど、そういう存在になれたらいいなと思ってずっとやってきた」と話していた。
しかし、昨年11月の球団のメディカルチェックで右肘のコンディション不良が見られ、1月まではノースロー調整を続けてきた。調整を任されているS組として筑後のファーム施設で調整後、17日にキャンプ地の宮崎に合流。ブルペンで6~7割の力で20球の立ち投げを行い「(開幕は)目指していますが、(開幕に)行けるという状態を作るのが最優先」と、話していた。
20日には初めて捕手を座らせ17球を投げたが右肘のコンディショニング不良で、翌21日に福岡に戻っていた。小久保監督は「検査結果で詳しいことは聞いていない。本人の意思を尊重する形になる」と話していたが、藤井自身は手術を選択。完全復活を目指す道を選ぶことになった。【石橋隆雄】