開幕1軍に向けて力強く前進する。阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22=創価大)が25日、初めての春季キャンプを笑顔で終…
開幕1軍に向けて力強く前進する。阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22=創価大)が25日、初めての春季キャンプを笑顔で終えた。沖縄・うるま市の具志川キャンプもこの日が打ち上げ。立石は今後について「トレーナーさんとも相談しながら、焦らずに状態をあげていきたい。開幕にむけて、まずはしっかりコンディションを整えたいと思います」。沖縄の地で鍛錬を重ねた虎の黄金ルーキーが、開幕へとまくる。
充実感を漂わせた。この日は室内練習場でみっちりとティー打撃。フォームを確認するように、1球1球時間をかけて打ち込んだ。1月の新人合同自主トレで右脚の肉離れを発症して別メニュー調整。今キャンプは具志川組でスタートし、9日に主力中心の宜野座組に合流した。屋外ロングティーで柵越えを連発し、持ち前の長打力で虎党の度肝を抜いた。
「宜野座では中心選手のノックや練習風景を肌で感じることができました。万全ではない中、宜野座組の練習や雰囲気を経験させてくださったことに感謝しています」と一流を学んだ。17日に再び具志川組に合流し、屋外ノックやフリー打撃を継続。順調な回復ぶりを伺わせた。
金の卵を見守ってきた平田勝男2軍監督(66)は「ちょうどいいんじゃない? やりたくてうずうずしてるところでこちらはブレーキかけたりして。(様子が)明るいし、環境にも慣れてね」と目を細める。
手締めでは平田2軍監督の隣に立ち、選手やスタッフ、うるま市関係者らとハイタッチ。立石は「初めてのキャンプとなりましたが、レベルアップにつながったと実感しています。いろいろな選手と時間を共にして学んだこともたくさんありました」と振り返った。今後は、兵庫・尼崎のファーム施設SGLで強度を上げていく。【村松万里子】
<阪神立石の今春キャンプ>
◆1日 右脚肉離れのため、具志川スタート。別メニュー調整だったが、室内でティー打撃を初めて見た平田2軍監督は「パワフルなスイング。森下の入ってきた時と感じがよく似ているよ」とうなった。
◆2日 屋外ノックを再開した。平田2軍監督も「スローイングもいい。(ノックで)股を割るとすごくいい強化になる」と守備面もたたえた。
◆6日 初めて屋外でティー打撃を行った。和田ヘッドコーチから報告を受けた藤川監督は「動けてはいますけど、ペースは上げない」と焦らせない方針を強調した。
◆8日 糸井臨時コーチの前でティー打撃を披露し、笑顔で会話した。三塁守備では深い位置から両足を踏ん張る一塁送球も。
◆9日 別メニューながら宜野座キャンプに初合流。主力主体の宜野座組の空気を味わわせ、学ばせるために呼び寄せた。
◆12日 宜野座キャンプで初の屋外ロングティー打撃を行った。一塁側ベンチ前から28スイングで19本の柵越えにファンから歓声。
◆17日 具志川組に合流。藤川監督は「こちら(宜野座)ではもう十分かなと」と説明した。
◆24日 ランチタイムの屋外打撃で、通常よりも近距離で打つショートゲームで柵越えを披露。平田2軍監督も「順調にいってるんで、SGLに帰ってペースを上げていく感じになるんじゃない?」と話した。