ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が25日の宮崎キャンプで心配無用をアピールした。首の張りのため23日の侍ジャパンとの壮…
ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が25日の宮崎キャンプで心配無用をアピールした。首の張りのため23日の侍ジャパンとの壮行試合(サンマリン宮崎)を欠場。25日、26日の台湾での交流試合も不参加を余儀なくされたが、この日室内で行った打撃練習ではティー打撃でしっかりしたスイングを披露するなど順調な回復を示した。本拠地みずほペイペイドームでのオープン戦初戦、3日ヤクルト戦での実戦復帰を目指していく。
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「グアッ!」「ウワァッ!」「グアッ!」
柳田は声をあげながら、力強いスイングでティー打撃を行った。本塁打性の高い弾道を何度も室内ネットに突き刺すなど、トータル87スイングで心配無用を強調した。
「ちょっと首は硬いですね」。まだ完治ではないが、負傷翌日24日のキャンプ休日ははり治療を行い静養。3月3日ヤクルト戦での復帰が目標だが、「念には念を入れて」と本隊合流、実戦復帰までは慎重に調整を続ける。この日はフリー打撃は行わず、ウエートトレーニングや自転車型トレーニング器具をこいで午前中に球場を後にした。
チーム最年長となったが、豪快な打撃は衰え知らずだ。22日の侍ジャパンとの壮行試合の試合前練習では、フリー打撃で柵越えを連発。アーチをかけるごとに満員のファンが沸いた。今季初実戦となった一戦で2打席立ち、右前安打、四球と貫禄を見せた。
今季が7年契約の最終年。昨季は4月11日ロッテ戦(ZOZOマリン)で右すねに自打球を当てて骨挫傷。約5カ月間、チームを離れ出場20試合で4本塁打に終わった。24年も右太もも裏を痛めるなど52試合で4本塁打。自主トレ時には「2年ダメやったんで、3年ダメだったら終わりでしょ」と覚悟を明かしていた。S組での独自調整後に合流したキャンプでも「このキャンプが最後になるかもしれないし、シーズンも最後になるかもしれない気持ち。そういう立ち位置だと思う」とあらためて強い決意を見せた。
外野は近藤、周東、内野兼任の牧原大の侍ジャパントリオがひしめく。昨季最高出塁率のタイトルを取った柳町や正木、笹川も虎視眈々(たんたん)だ。だが、簡単に定位置は譲れない。3年連続けがでの離脱も避けたい。体が元気なら必ず数字を残す自信はある。実戦復帰は3月3日、本拠地ヤクルト戦を目指す。ギータらしいフルスイング復活で、みんなを安心させる。【石橋隆雄】