◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 事前(25日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パ…

大会初出場の岩井千怜。涙の惜敗も限界の幅を広げる糧に

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 事前(25日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)

惜敗に涙を流した翌日、岩井千怜はシンガポールへ移った。前週タイで行われた「ホンダLPGAタイランド」は世界ランキング1位のジーノ・ティティクル(タイ)を猛追したが1打及ばずの2位。ツアー2勝目をホステス大会でつかめなかった悔しさはありながらも「(最終日に向けた)気持ちの持って行き方としても、うまく自分でコントロールできた一週間だった」と振り返った。

今週は初めてのシンガポール

世界1位の実力者と競り合ったことよりも「(意識すべき)相手は自分」と自らの内面との向き合い方に重要性を説く。「上のランキングの人と戦うとかではなく、『自分に挑戦する』という意識でいくと、自分の持っている限界の幅をちょっとずつ広げていけるイメージがあって」。ラウンドを重ねるごとに、数字として表れる結果を気にするあまり視野が狭くなっていた。内面と向き合い「完璧じゃなくていい」と気づけたからこそ、先週の優勝争いにつながった。

他人のプレーよりも自分の内面と向き合う

初出場の今週は開幕2日前に9ホール、この日はプロアマで18ホール回りコースチェックを済ませた。シンガポールに来ること自体が初めてで、「逆目と順目があるフェアウェイってなかなか日本にはなくて珍しくて面白い」とコースに新鮮味がある。前週の第2ラウンドからノーボギーが続いていることは、この日に聞くまで「気づかなかった」という。「今週もゴルフの調子は悪くはないのでしっかり休んで臨みます」と開幕に備える。

今週もゴルフの調子は悪くない

街の雰囲気は「ご飯も美味しいし、高層ビルが多いイメージ通りで、(高層ビルを建てる)人の力ってすごいなって」と目新しい風景と食事を存分に楽しんでいる。スコアメークの鍵にも「楽しむこと」を挙げた。(シンガポール・セントーサ島/石井操)