23年のスワンS覇者のウイングレイテスト(牡9、美浦・畠山吉宏厩舎)に、オーシャンステークス(4歳上・GIII・芝1…

 23年のスワンS覇者のウイングレイテスト(牡9、美浦・畠山吉宏厩舎)に、オーシャンステークス(4歳上・GIII・芝1200m)でレース史上最高齢Vを目指す。

 ウイングレイテストは父スクリーンヒーロー、母グレートキャティ、母の父サクラユタカオーの血統。半兄のベストメンバーは09年の京都新聞杯、半姉のイコールパートナーは10年の東京ハイジャンプの覇者。近親のチョウカイキャロルは94年のオークス、95年の中京記念を制している。

 ここまで46戦5勝。19年のデイリー杯2歳Sがレッドベルジュールの2着、20年のニュージーランドTがルフトシュトロームの3着と、世代限定のマイル路線で活躍。古馬との戦いに転じ、23年のニューイヤーSでオープン初勝利を挙げた。さらに同年のスワンSで重賞ウイナーの仲間入りを果たすと、これを機にスプリント路線へ。24年の函館スプリントSとアイビスSDで2着となるなど、何度も好勝負を演じている。明けて9歳となったが、前走のカーバンクルSで2年3カ月ぶりの勝利をゲット。衰えは一切なく、ここでも十分に勝ち負けになるだろう。

 今年で21回目を迎えるオーシャンSだが、最高齢Vは06年のネイティヴハートの8歳。グレード制導入以降、9歳以上は延べ19頭が出走して、07年のリキアイタイカンの5着が最高着順となっている。また、86年以降に9歳以上で連勝した馬は12頭いるが、全て障害。平地で達成すれば偉業となる。ウイングレイテストはデータとライバルに打ち勝ち、勝利をつかみ取ることができるか。その走りにエールを送りたい。