FC東京は25日、なでしこリーグ1部のスフィーダ世田谷FCと2027年シーズンから統合することで基本合意したと発表した。…
FC東京は25日、なでしこリーグ1部のスフィーダ世田谷FCと2027年シーズンから統合することで基本合意したと発表した。2026シーズンはスフィーダ世田谷FCとして戦い、27年シーズンより「FC東京スフィーダ」に改称して活動する。首都圏を代表するJ1クラブに、ついに女子チームが誕生することとなった。
【画像】FC東京 スフィーダ世田谷FCと統合で「FC東京スフィーダ」に
なでしこ1部優勝の実績持つクラブと手を組む
スフィーダ世田谷FCは2001年に設立された地域密着型の女子サッカークラブだ。トップチームから育成組織まで会員数は200名弱を誇り、国内最大規模の組織を持つ。2020年になでしこリーグ2部で優勝し1部に昇格。22年には1部で初優勝を果たした実績を持つ。
統合に至った経緯について、FC東京の川岸滋也社長は昨年7月末にスフィーダ側へ打診したことを明かしている。女子チームがないことが課題だったという。活動エリアが重なることも理由に挙げた。
日本一とWEリーグ参入を見据える
両クラブは統合によるビジョンとして3つの目標を掲げた。東京において男女を通じて圧倒的なナンバーワンクラブになること、女子サッカーの競技力・育成・事業基盤を一体的に強化してなでしこリーグ1部で優勝し日本一を目指すこと、そして将来的なWEリーグ参入を見据えたクラブづくりを進めることだ。
FC東京のブランド力やクラブ運営のノウハウと、スフィーダが持つ女子サッカーの現場力や育成の知見を掛け合わせる。事業力と競技力を兼ね備えたチームの創出を目指す。
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世田谷区を拠点に活動を継続
チーム名から「世田谷」が外れることについて、スフィーダの稲田能彦理事長は世田谷区にすでに報告したと説明した。ホームタウンは世田谷区を中心とする方針で、これまで積み上げてきた活動は継承される。
WEリーグ参入が実現すれば、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの女子版「東京ダービー」も現実味を帯びる。川岸社長は、ベレーザとの対戦について女子サッカー界を盛り上げるカードになると期待を寄せた。
首都を代表するクラブの新たな挑戦は、女子サッカー界に新風を吹き込むか。新たな東京ダービーの実現にも期待がかかる。