プロボクシング元世界2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(35=メキシコ)が重要な日本初試合に臨むことが決まった…

プロボクシング元世界2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(35=メキシコ)が重要な日本初試合に臨むことが決まった。4月11日、東京・両国国技館で那須川天心(27=帝拳)とのWBC世界バンタム級挑戦者決定戦に臨むことが25日、発表された。同級2位那須川と拳を交える同級1位エストラダは25日、東京ドームで行われたカード発表会見にオンラインで出席し「何よりも初めて日本に戦いにいくことに満足している。那須川天心選手が相手である点にも満足している」と自信の表情を浮かべた。

フライ級でWBA、WBO王座を統一し、スーパーフライ級でもWBAスーパー、WBC王座を統一したレジェンド。スーパーフライ級時代には元世界4階級制覇王者井岡一翔(志成)の対抗王者として存在感を示し、井岡の対戦呼びかけに来日し、試合視察したこともある。24年6月、現3団体統一同級王者ジェシー・ロドリゲス(米国)に敗れて王座陥落したが、昨年6月に再起戦に勝利。バンタム級で世界3階級制覇を狙っている。

那須川についてエストラダは「自分にとってこの試合は勝ちにいく試合であり、先に(WBC世界同級王者井上)拓真選手というチャンピオンがいるので、そこに向かって突き進みたいと思う。天心選手はキャリアは少ないが、素晴らしい選手だと認識している。勝ちたいと思う」と警戒する。

試合展開についても「まず何よりもとにかく勝つことを念頭に置き、試合を進めたい。展開はその場で変わるものだし。それに応じて相手を偵察することから始めたいと思う。天心選手は試合中、彼のスタイルであったり、前回の拓真戦にようにじらしたり、プロとしてのアピールや『遊び』のところに自分が引き込まれないように気をつけたい。KOでも判定でもどんな形でも勝ちたい」と勝利優先主義でリングに立つ意向を示していた。【藤中栄二】