ブロッコリースプラウトは、抗酸化成分「スルフォラファン」のもとになる成分を多く含むブロッコリーの若い芽のことです。スルフ…

ブロッコリースプラウトは、抗酸化成分「スルフォラファン」のもとになる成分を多く含むブロッコリーの若い芽のことです。

スルフォラファンは体内の解毒酵素を活性化する働きがあり、とくに肝臓の機能と関わりが深い成分とされています。毎日食べ続けると、体はいつ頃から変化を感じやすくなるのでしょうか。

ブロッコリースプラウトの研究を行う用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック 菊池真大先生が監修した記事「ブロッコリースプラウトを食べ続けるとどうなる?」より、2ヶ月前後の変化の目安を紹介します。

分かれ目は「45日」

肝機能や脂肪肝といった変化には、時間が必要です。目安となるのが「45日」という期間です。

肝臓の機能が入れ替わるサイクル、いわゆる「functional turnover」は45日と考えられており、臓器レベルの変化には少なくとも2ヶ月を要します。

スルフォラファンが解毒酵素を誘導し続けることで、肝細胞レベルでの変化が積み重なります。

2ヶ月で見えやすい変化

無作為化比較試験では、ブロッコリースプラウトを2ヶ月摂取したところ、脂肪肝の改善が確認されています。

検査値の変化を確認する場合、8週間前後が一つの目安になります。

※ Sulforaphane-rich broccoli sprout extract improves hepatic abnormalities in male subjects(World J Gastroenterol. 2015)

変化が出にくい場合の見直しポイント

3ヶ月続けても変化を感じない場合、摂取量の不足が考えられます。スルフォラファン20〜40mgを得るには通常のスプラウトで約50gが目安とされ、市販パックでは約1.5パックに相当します。

加熱しすぎや鮮度低下によってミロシナーゼが失活すると、スルフォラファンが十分に生成されません。また、水分不足も解毒酵素の働きが鈍ると考えられ、効果が出にくい原因の一つです。

スルフォラファンは万能ではなく、生活習慣の影響を強く受けます。ブロッコリースプラウトを摂取しながら、食事や運動といった生活習慣を見直すことが大切です。

1週目から3ヶ月までの詳しい変化や、摂取量の目安については下記の記事で解説しています。

ブロッコリースプラウトを食べ続けるとどうなる?1週間?3ヶ月の変化を医師が解説

<Edit:編集部>