井端監督がいかに侍投手陣を起用していくかにも注目が高まる(C) ドジャース・大谷翔平も日本に帰国。いよいよ侍ジャパンは3…

井端監督がいかに侍投手陣を起用していくかにも注目が高まる(C)
ドジャース・大谷翔平も日本に帰国。いよいよ侍ジャパンは3月6日の台湾戦から大会連覇を目指す戦いに臨んでいくことになる。
【写真】3年前の雪辱!? ダルビッシュ有が投稿した牧原大成との「サシ飯」2ショットを見る
今大会では前回覇者の日本チームを倒そうと特に米国チームはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を主将にメジャーリーガーも続々参戦と本気の布陣が伝えられている。
近鉄OBの佐野慈紀氏が現在の野球界を独自の視点で占う「シゲキ的球論」、今回は侍ジャパンの投手陣に独自の考察を加えている。
2月23日に行われたソフトバンクとの壮行試合ではメジャーリーグの審判が球審を務める中でNPBとのストライクゾーンの違いも着目された。
メジャーの審判のストライクゾーンはNPBよりやや高めであることが確認され、逆に低めは取らない傾向にあった。
この点に関して佐野氏も「日本の野球って低めのボールで勝負するという教えでずっとやってきたので、上下のゾーンをうまく使うって投手ってあんまりいないですよ」としながら、「メジャーの場合はやっぱり上下をうまく攻める投手が結果が出ていますからね」と侍ジャパンの投手陣においては本戦に入れば、高めのゾーンに強いボールを投げることも必要になるとした。
ただし「自分の投球スタイルは基本的には変えなくていい」とも。
高めの球の必要性に関しては「データとか傾向とか対策として、一つ頭の中に入れてるっていう事が大事」として、続けて「もちろんやみくもに低めばかり投げても狙われる。日本の投手はコントロールがいいので、まんべんなく上下左右投げれば幅は広がります」とこれからでも十分対応は可能とした。
その上で注意点としては「メジャーの選手は高めの甘い球はミスショットしないですからね。そこは気を付けて投げミスしないようにしたいです」と助言を送った。
侍ジャパンは27、28日に中日と壮行試合(バンテリン)、さらに来月2日、3日にオリックス、阪神と強化試合(京セラドーム大阪)を行う。WBC開幕まで実戦は残り4試合。限られた時間でいかに調整を進めていくか。前回大会でも躍動した姿が世界から注目された侍投手陣のパフォーマンスに注目が集まっていきそうだ。
【さの・しげき】
1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。
【関連記事】「この判断は正解」大谷翔平のWBC“打者専念”に反響さまざま「正直寂しい」「出場だけでありがたい」
【関連記事】WBCでは「投げない」 大谷翔平の“打者専任”の妥当性 米記者が説いた保険の壁「驚きはない。承認を得るのは困難だった」