21年に日本人初の世界選手権金メダリストとなったプロボクシングWBC世界スーパーフライ級2位坪井智也(29=帝拳)が4月…

21年に日本人初の世界選手権金メダリストとなったプロボクシングWBC世界スーパーフライ級2位坪井智也(29=帝拳)が4月11日、東京・両国国技館で同級9位の元WBC世界ライトフライ級王者ペドロ・ゲバラ(36=メキシコ)とのスーパーフライ級ノンタイトル戦に臨むと25日、発表された。昨年11月、元WBC世界同級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)を8回TKOで下して以来、約5カ月ぶりのリングとなる。同日には東京ドームホテルで記者会見に臨んだ。

前回に続き、2戦連続で元世界王者となる世界ランカーとの対決が決まり「昨年デビューしたばかりで、段階的に強い選手とやらせていただき、しっかりとしたキャリアを踏めている。良い経験ができているのではないかと思う」と意気込みを示した。拳を交えるゲバラは43勝(22KO)5敗2分けと経験豊富。スーパーフライ級ではWBC暫定王座も獲得している元世界2階級制覇王者となる。

坪井は「やっぱりプロのキャリアがすごく長い選手でもあり、戦術も豊富だと思う。その相手に前回同様、圧倒して完封して勝ちたいと思う」と自信の表情。世界ランキングではWBA1位、WBC2位、WBO5位と上位に名を連ねているが「目の前の試合を圧倒的に勝ってクリアしていけば世界挑戦がすぐにみえてくるもの。まず次の試合を全力で集中して頑張りたい」と決意を示した。

次戦がプロ転向4戦目となる。所属ジム浜田剛史代表は「坪井はこの試合で世界に挑戦できるかを判断してもらう」と説明した。まさに世界前哨戦とも言えるリングだ。プロ5戦目の世界奪取となれば、元世界4階級制覇王者田中恒成と並ぶ日本最速記録となる。それでも坪井は「そんな記録にあんまり興味はなかった。強い選手とやりたいとアマからプロに転向してきた。記録については何とも思っていない。次に強い選手と試合ができることがうれしいですし、この試合できっちりと圧倒的に勝ったら次が見えてくると思う。この試合を全力で頑張ります」と最後まで自然体だった。