プロボクシングの帝拳ジムは25日、東京・文京区の東京ドームホテルで記者会見を開き、WBC世界バンタム級(53・5キロ以…
プロボクシングの帝拳ジムは25日、東京・文京区の東京ドームホテルで記者会見を開き、WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)2位・那須川天心(27)=帝拳=と同1位フアンフランシスコ・エストラダ(35)=メキシコ=との対戦を発表。4月11日、東京・両国国技館で行われる。アンダーカードでは前WBOアジアパシフィック・バンタム級王者でWBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)1位・坪井智也(29)=帝拳=が元世界2階級制覇王者でWBC世界スーパーフライ級9位ペドロ・ゲバラ(36)=メキシコ=とスーパーフライ級で対戦することになった。
戦績は坪井が3戦3勝(2KO)、ゲバラが43勝(22KO)5敗2分け。
坪井は「去年デビューして、段階的にしっかりキャリアを踏めている。とてもいい経験ができている」と4年目に意欲を示した。
ゲバラは元WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者で、元WBC世界スーパーフライ級暫定王者。2014年12月WBC世界ライトフライ級王座決定戦で八重樫東(大橋)に7回KO勝ちして頂点に立ったが15年11月に木村悠(帝拳)に判定負けして陥落。17年10月には当時WBC王者だった拳四朗(現寺地拳四朗、BMB)に挑むも判定負けした。その後階級を上げ、24年5月にはアンドルー・モロニー(オーストラリア)とのWBC世界スーパーフライ級暫定王座決定戦に判定勝ちして世界2階級制覇を成し遂げた。ゲバラについて坪井は「プロのキャリアが長い選手。経験、戦術が豊富だが、前回同様、圧倒的に完封して勝ちたい」と力を込めた。
坪井は2021年世界選手権金メダリストで、アマ戦績は106勝(10KO・RSC25敗)。25年3月にプロデビューし、同年6月にプロ2戦目でWBOアジアパシフィック王座を獲得した。同年11月の3戦目では元世界王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に8回TKO勝ちした。
現在、スーパーフライ級(52・1キロ以下)で、WBC1位、WBA3位、WBO5位、IBF11位と主要4団体全てに世界ランキング入りしている坪井。プロ4戦目は、世界2階級制覇王者とまた一段、相手がグレードアップし、帝拳ジムの浜田剛史代表が「今後世界に挑戦していいか判断してもらう試合」と位置づけた。将来の世界挑戦に聞かれた坪井は「目の前の試合を圧倒的にクリアすれば、世界は見えてくる」と話し、まずは2026年初戦の勝利へ意欲を示した。