■「出…
■「出場したいけど、そのためには最高の状態を保たないといけない」
2024年夏の「第33回オリンピック競技大会(以降パリ五輪)」で、男子アメリカ代表は決勝でフランス代表を98-87で下し、大会5連覇を達成した。次回のオリンピックは2028年にロサンゼルスで開催される。
パリ五輪ではレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)といった超豪華メンバーが名を連ねていたのだが、次回のオリンピックでこの3選手がロスター入りすると予想するメディアは少ない。
そうした中、過去4大会連続で出場し、4つの金メダルを獲得してきたデュラントは、2月24日(現地時間23日、日付は以下同)に『ESPN』へ公開された記事の中で、パリ五輪がこの3人にとって最後の出場になるという見方を否定していた。
「君たち、メディアがそう予測している。ラストダンスの話はいったいどこから沸いてきたんだ? 僕は(ロス五輪には)出場しないとは言っていない。レブロンは出場しないと言っていた。(でも)僕とステフからそんなことは聞いていないでしょ」
デュラントは、アメリカ代表における歴代最多得点記録を保持する名スコアラー。2028年の夏となると39歳を迎え、9月末には40歳になる。それでも、USAバスケットボールでマネージングディレクターを務めるグラント・ヒル(元デトロイト・ピストンズほか)へ、自身の意向を伝えたと明かし、こうも口にしていた。
「そりゃプレーしたいさ。出場したいけど、そのためには常に自分のプレーを最高の状態に保たないといけない。期待しているわけじゃない。コートで結果を出して、グラントや誰かが決断を下すにしても、あのチームに選んでもらいたいんだ。僕は年功序列だけを求めているんじゃない。チームの勝利に貢献できることを証明したい」
ロス五輪のアメリカ代表候補には、パリ五輪にも出場していたアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)とデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)が挙がっている。
そのほか、ケイド・カニングハムとジェイレン・デューレン(ともにピストンズ)やドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、ジェイレン・ブラウン(セルティックス)、スコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)、ジェイレン・ウィリアムズとチェット・ホルムグレン(いずれもオクラホマシティ・サンダー)、クーパー・フラッグ(ダラス・マーベリックス)といった選手たちもいる。
今後デュラントがトップレベルを維持することができるのかは気になるところ。24日のユタ・ジャズ戦後にも、ヒルへアメリカ代表への思いを伝えたと明かし、こうも語っていた。
「年齢が上だから、過去に代表経験があるからというだけの理由で、自分を代表候補から外したくなかった。グラントは、僕がチームUSAを愛していることを理解してくれている。彼らは僕のファミリーなんだ。チームUSAと、あの組織全体への愛は唯一無二のもの。だから、僕は引退するまでチームUSAの一員であり続けたい」
アメリカ代表のロスター選考は、次回も難しいものとなる。デュラントに加えてカリーも参加に関心があるならば、そのハードルはさらに高くなる。現時点でロスター入りが約束された選手はいないはずだが、どんな布陣になっていくかは気になるところだ。
【動画】2024年のパリ五輪を制したアメリカ代表のハイライト