「阪神春季キャンプ」(24日、宜野座) 阪神は石井大智投手が左アキレス腱断裂で今季絶望の可能性があり、ブルペンに大きな…
「阪神春季キャンプ」(24日、宜野座)
阪神は石井大智投手が左アキレス腱断裂で今季絶望の可能性があり、ブルペンに大きな負担がのしかかることは避けられそうにない。NPB記録の50試合連続無失点を達成した右腕の代役台頭が求められる今季。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏が、六、七回を任せる有力候補2人の現状をチェックした。
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石井の抜けた穴をどう埋めるか。先発、救援ともに充実する阪神投手陣で唯一ともいえる課題だが、九回を岩崎、八回は及川でいくとして、六、七回を誰に任せるのか。その有力候補となるのが、実績のある桐敷であり、湯浅だろう。
一昨年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得した桐敷は、昨年は少し数字は落としたけど、40試合以上投げてよく頑張った。きょうのブルペンでもコントロールはいいし、投げっぷりも良かった。ここまで順調に調整が進んでいるようだ。
一方の湯浅はもうひとつ調子が上がっていないように見えた。課題は安定感だ。真っすぐとフォークが武器だが、安定してストライクが取れる球種がもう一つ欲しい。調子がいい時はフォークで抑えられるが、フォークがうまく落ちない時は四球が絡んでピンチを招く。昨年は良かったり悪かったりの繰り返しだった。
調子が悪い時、意外と投げている本人はどこに問題があるのか分からないもの。そんな時に手助けするのがコーチ。良かった時と比べて、どこが違っているのかをアドバイスするのが役目だ。この日、ブルペンでは伊藤将が何度も首をひねりながら投げていたが、安藤コーチ、江草コーチともに声をかける場面はなかった。練習後に話をしたのかもしれないけど、やはり投げている時にアドバイスした方が修正も早い。練習を見ていて気になったシーンだった。