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 2月24日、バスケットボール女子日本代表のメディアデーが行われ、林咲希(富士通レッドウェーブ)が報道陣の取材に応じた。現在のチーム状況や自身のコンディション、ワールドカップ予選への思いなどについて語った。

 合宿の雰囲気については、「個人的には久しぶりに参加できているなという感じです。新しい選手も入ってきていますが、コーリー(・ゲインズ コーチ)が最初から教えている段階なのかなと思います」と説明。続けて「前からコーリーのやっていることを分かっている選手たちは結構スムーズにやれているので、それに初めての選手たちを合わせるのは難しいかもしれない。そこを合わせるような感じで今練習が進んでいるのではないかと思います」と語った。

 代表復帰については、「コーリーが必要と思っていてくれていたようなので、それにしっかり応えたいなっていう気持ちは大きいです」とコメント。「自分のいいところもそうですし、みんなのいいところを引き出せるようにやっていきたい」と、自身の役割を口にした。

 母校・精華女子高校(福岡県)、そして白鷗大学でも後輩にあたる樋口鈴乃(日立ハイテククーガーズ)の選出については、「めっちゃうれしいですね。仲間が増えたじゃないですけど、そんな気持ちにもなります」と笑顔を見せ、「高校の)監督や恩師の方々に、一人じゃなく二人、三人と代表候補が増えていることに感謝の気持ちを伝えられるのはすごくうれしいです」と笑顔を見せた。また「結構年が離れているので、樋口は(私と接するときに)結構緊張してるんですよ」としつつ、「もっともっと仲良くなれるように私も近づきたい。何かに突っかかったときにはサポートをしてあげられたらいいかなと思っています」と述べた。

 今回のWリーグでは、体調不良などにより戦列を離れることが多かったが、コンディションについては「正直100パーセントやれる状態ではないですけど、だんだん良くなってきている感じです」と現状を説明。「コーリーもすごく気にしてくれている部分でもあるので、なるべく自分自身ができるように上げていかなきゃいけない」と語った。現在の状態については「80パーセントくらいですかね」と具体的な数字で表現した。

 代表という環境については、「代表に来るとすごいステップアップができる」とし、「周りにいる子たちのレベルもみんな高いので、もっともっと頑張らないといけないなって思わせてくれる環境だと思います」と言及。「コーリーは切磋琢磨するところをすごく求めているので、そこは負けないようにやんなきゃいけない」と語った。

 自身の武器である3ポイントシュートについては、「3ポイントは求められていると思うので、しっかり意識して打ち続ける」と噛み締めた。さらに「今、練習しているのが『クイック』です。これまでよりも早くなっている実感があります」と説明。「キャッチした時にはもうセットが完了して、0.何秒で打つような感覚」と表現し、「それが入れば日本のペースになるのかなと思うので、責任持ってやっていきたい」と自信を示した。

 ワールドカップ予選については、「私、出たことないんですよね」と語りつつ、「年々日本に対してのマークが厳しくなっているので、その必死さに負けないようにしなきゃいけない」と強調。「パリ(オリンピック)での敗北感があるので、ワールドカップ予選でしっかりやり返せるようにやりたい」と意気込みを示した。

 就任2年目を迎えるゲインズ体制については、「まだコーリーが思っている半分くらいしかできていないのかな」と現状を分析。「私たちが今やっていることをしっかり噛み砕いて、それ以上のことができるようになりたい」と述べ、戦術理解と実行力の向上を課題に挙げた。

【動画】林咲希Wリーグハイライト