春の中山開催の開幕を告げる伝統のGII・中山記念。過去の傾向からは、GIや重賞からのステップアップを狙う馬と、実績馬…
春の中山開催の開幕を告げる伝統のGII・中山記念。過去の傾向からは、GIや重賞からのステップアップを狙う馬と、実績馬の激突が幾度も見られてきた。開幕週の馬場状態も鍵を握るが、ここでは過去の傾向から浮かび上がる激走のサインを読み解き、的中に近づくための分析を行っていきたい。
1.中心を担うのは4歳世代
馬齢別の成績を比較すると、若い世代の活躍が顕著に表れている。特に4歳馬は[4-5-4-14]の成績で複勝率48.1%を誇り、全世代の中でトップの数値を記録している。さらに複勝回収率も102%と100%を超えており、安定感と配当のバランスが取れている。一方で5歳馬は複勝率25.0%、6歳馬は15.2%と年齢を重ねるごとに数値が下降傾向にあるため、軸選びは4歳馬を中心とするのが定石となる。
2.前走1着馬より惜敗の2着馬が狙い目
前走着順別のデータを見ると、前走1着馬が複勝率44.4%と堅実だが、配当的な妙味という点では前走2着馬に軍配が上がる。[2-2-4-4]で複勝率66.7%、複勝回収率198%という数値を叩き出している。前走勝ち切れなかった分、人気を落としてくる馬が狙い目だ。
3.前走と同距離のローテに注目
前走距離の成績を比較すると、今回延長が複勝率26.3%、今回短縮が19.8%にとどまる一方で、前走と同距離で臨む馬は[1-1-2-5]という成績を残している。出走数こそ少ないものの、複勝率は44.4%と抜けて高く、複勝回収率が128%をマークしている点は見逃せない。ペースやスタミナの要求値が変わらないローテーションが好走に直結しており、配当妙味も十分にある条件と言えるだろう。
カラマティアノスはデータが示す通り、全世代でトップの好成績を収めている4歳馬であり、軸としての信頼度は高い。データ的に複勝率が高い前走1着馬で、若い世代の成長力に期待して強豪相手のここでも中心視したい。