23年のスプリンターズS覇者のママコチャ(牝7、栗東・池江泰寿厩舎)が、オーシャンステークス(4歳上・GIII・芝1…
23年のスプリンターズS覇者のママコチャ(牝7、栗東・池江泰寿厩舎)が、オーシャンステークス(4歳上・GIII・芝1200m)でレース史上初の連覇に挑む。
ママコチャは父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハの血統。父は芝ダート双方でGIを制した名馬。JRAで現役の産駒はママコチャ、エンドレスロードの2頭のみとなっている。一方の母系を見ると、自身は鹿毛ながら、祖母のシラユキヒメを祖とする白毛一族の出身だ。全姉のソダシは白毛初のGIウイナーで、20年の阪神JF、21年の桜花賞、22年のヴィクトリアマイルを制している。さらに伯母のユキチャンは白毛初の重賞ウイナーで、08年の関東オークス、09年のクイーン賞、10年のTCK女王盃の覇者。また、近親にはメイケイエールやハヤヤッコ、アマンテビアンコなどの重賞勝ち馬が並ぶ。
ここまで24戦7勝。23年春から1400m以下を主戦場に据えたことで素質が開花した。23年のスプリンターズSを勝ち、GIで重賞初制覇。25年のオーシャンSで2つ目のタイトルを獲得している。その後も高松宮記念が3着、京王杯SCが2着、セントウルSが2着、スプリンターズSが6着、そして初ダートだった前走のJBCスプリントが2着だから、実に安定している。牝馬では大ベテランといえる明け7歳だが、衰えは全く気にならない。
今年で21回目を迎えるオーシャンSだが、連覇は一度もない。前年覇者は8頭が出走して、11年のキンシャサノキセキの2着が最高着順となっている。ママコチャはレース史上初の連覇を決めることができるか。自身初の海外となるドバイ遠征に弾みをつける走りを期待しよう。