四大大会のルール変更が取り沙汰される一方で、WTAランキングでもトップ10に入っている、ココ・バンダウェイ(アメリカ)がTwitterへコメントを投稿した。「全豪オープン」、「全仏オープン」、「ウィンブルドン」、「全米オープン」の四大大会が…

四大大会のルール変更が取り沙汰される一方で、WTAランキングでもトップ10に入っている、ココ・バンダウェイ(アメリカ)がTwitterへコメントを投稿した。

「全豪オープン」、「全仏オープン」、「ウィンブルドン」、「全米オープン」の四大大会がこのほど、2019年から適用するルールの変更を公表していた。

その中では、ショット・クロックを採用して、ポイント間の時間に対する制約を厳密に25秒間とするほか、シード選手数を32人から16人に減らしたりするとされていた。

加えて、試合前のウォーミングアップの時間の規則を厳しく適用するという。プレマッチミーティングに出てきてから1分後に、5分間のウォームアップを行い、さらにその1分後に試合を開始する形になる見通しだ。

バンダウェイはTwitterへの投稿で、「選手による投票を逃したに違いないだろう。選手の声に耳を傾けないひとつの例だ」と、自身の見方を示した。

さらに、バンダウェイの投稿によれば、同選手自身は、グランドスラムのシード選手の数を減らす点については、気にしていないという。

一方で、ショット・クロックの導入や試合前のウォームアップの時間についての厳格な適用については、不満を抱いているようだ。(テニスデイリー編集部)

※今回、グランドスラムのルールの変更についてTwitterでコメントしたバンダウェイ(写真は2016年のウィンブルドンでのもの)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)