ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンは2月23日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎でソフトバン…

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンは2月23日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎でソフトバンクとの壮行試合第2戦を行い、0-4で敗れた。前日13-3の大勝から一転、打線が2安打に封じ込まれた。そんな中、注目を集めたのがサポートメンバーとして招集された西武・篠原響投手の先発起用だった。19歳の若手右腕は1回を無安打1四球無失点と堂々たる投球で、侍ジャパンデビューを飾った。

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サポートメンバーから先発という異例の展開

篠原は2月22日にサポートメンバーとして侍ジャパンに追加招集された。WBC本番メンバーではない立場での突然の呼び出し。選出を知ったのは20日の朝で、西口文也監督に呼ばれた際には降格を覚悟したという。ところが翌23日、予告先発に篠原の名前が発表されると、ファンの間で驚きの声が上がった。

サポートメンバーという立場からの先発起用は異例の展開。WBC本番を見据えた調整の一環として、貴重な実戦の機会が与えられた形だ。

能見コーチのユニホームで堂々の投球

急な招集のためユニホームが間に合わず、能見篤投手コーチの84番を着用してマウンドに上がった篠原。先頭のダウンズを空振り三振に仕留めると、柳町達には四球を与えたものの、正木智也を右飛、4番の栗原陵矢をチェンジアップで空振り三振に切って取った。球速は最速153キロに達したと報じられている。

ソフトバンク打線を1イニング無失点に抑え、侍ジャパンという大舞台でその実力を示してみせた。

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西武期待の若手右腕 開幕1軍へアピール

福井工大福井高出身で、2024年ドラフト5位で西武に入団した2年目右腕。最速156キロのストレートを武器に、スライダー、フォーク、カットボール、チェンジアップ、カーブと豊富な球種を操る。

昨季は1軍で2試合に先発登板し、0勝1敗、防御率10.29という成績。一方、2軍では打者72人連続無四球を記録するなど、高い制球力を評価されている。西口監督からも大きな期待を寄せられており、今季は開幕1軍入りを目指す。

侍ジャパンという舞台で存在感を示した19歳。開幕1軍入りへ、大きな一歩を踏み出した。