【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆知っておきたい! 血統表でよく見る名馬【サザンヘイロー】…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆知っておきたい! 血統表でよく見る名馬

【サザンヘイロー】

 ノーザンダンサー、ニジンスキー、ザミンストレル、ストームバードなどを生み出したカナダの馬産家E.P.テイラーの生産馬で、彼が所有するウィンドフィールズファームの米メリーランド支場で産まれました。父ヘイロー(サンデーサイレンスの父)と母の父ノーザンダンサーは、いずれも名繁殖牝馬アルマームードの孫なので、自身はアルマームード3×4というインブリードを持ちます。

 アメリカで走り、ダート10ハロンのG1で2着2回、という成績で重賞勝ちの経験はなかったものの、種牡馬として大成功を収めました。“母の父ノーザンダンサー”の種牡馬としては希少な成功例でもあります。

 アルゼンチンで7年連続リーディングサイアーとなり、ビッグレースの勝ち馬を多数輩出。アメリカでの供用ではモアザンレディ(キングズビショップS)、タイキバカラ(クリスタルC)を出しました。日本でも1年だけ供用されましたが、函館2歳Sで3着となったシャルトリューズを出した程度で成功には至りませんでした。パワーを帯びたスピードを伝えます。

 後継種牡馬のモアザンレディが大成功し、父系を繋げています。母方に入って好影響を与えており、マカヒキ、サトノダイヤモンド、ドゥレッツァ、カフェファラオ、ドゥラエレーデ、ヒシイグアス、ウリウリをはじめ多くの活躍馬に含まれています。

◆血統に関する疑問にズバリ回答!

「小倉芝2000mに強い種牡馬は?」

 今週は小倉芝2000mで3つの特別戦が組まれています。2016年以降に当該コースで産駒が20走以上し、なおかつ現役産駒が少なすぎない種牡馬のなかで、連対率が高い順に挙げてみました。

1位 ドリームジャーニー    29.5%
2位 ディープインパクト    24.2%
3位 ブリックスアンドモルタル 21.9%
4位 キズナ          21.9%
5位 モーリス         21.3%

 ドリームジャーニー産駒のビヨンドザドリームは土曜11Rの別府特別と日曜12Rの唐戸特別に登録があります。どちらに出たとしても人気薄だと思われるので、大穴狙いのヒモ候補として一考の余地あり、といったところでしょうか。2〜5位の種牡馬の仔は多数登録しています。