23日のソフトバンク戦で侍ジャパンが投打でピッチクロック違反を犯した。打者では佐藤輝明内野手(阪神)が、投手では高橋宏斗…
23日のソフトバンク戦で侍ジャパンが投打でピッチクロック違反を犯した。打者では佐藤輝明内野手(阪神)が、投手では高橋宏斗投手(中日)がWBCで導入される時間制限に抵触。WBC本戦へ向けた課題が浮き彫りとなった。
【画像】【侍ジャパン】佐藤輝明&高橋宏斗がピッチクロック違反 投打で時間制限に抵触
初回1死一、二塁。4番・佐藤輝明が打席に入ると、ゆったりと構えを取った。
だが、球審から違反を指摘される。ピッチクロックでは打者は残り8秒までに構えなければならないが、佐藤はこれに間に合わなかった。1ストライクが宣告され、結果は空振り三振に終わった。
井端弘和監督によると、佐藤は前日の試合で「タイミングをつかんだ」と自信を持ち、「気にしないでいってみます」と打席に入ったという。だが、あっさり抵触。佐藤は「ゆっくりし過ぎましたね」と苦笑した。
投手陣も同様のペナルティを受けた。5回1死、高橋宏斗がカウント2-2からの6球目を投げる際、制限時間が経過。1ボールが加算されフルカウントとなった。
高橋は「本当に悔しかった。キャッチャーとコミュニケーションの中で、ちょっと迷うポイントがあったりして、投げるのが遅くなってしまった」と反省の弁を口にした。
ピッチクロックは走者なしで15秒、走者ありで18秒以内に投球動作に入る必要がある。NPBには存在しないルールだけに、対応に四苦八苦する場面が見られた。
【画像】【侍ジャパン】高橋宏斗がピッチクロック違反で1ボール宣告 2回無失点の好投も時間の壁に課題
井端監督は違反を前向きに捉えている。「取られてはしまいましたけど。試すことができたので、ちょっと余裕ができたのかな」。
試合は0-4で完封負け。前日の13得点から一転、打線は2安打に終わった。だが、WBC本戦へ向けた貴重な経験値を得た形だ。
井端監督は「まだ打席はかなりあるから、そのへんは大丈夫」と心配していない。日本代表はこの対応に順応してきており、本戦への準備は着々と進んでいる。