日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月6日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。わずかに三役昇進を逃した若…
日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月6日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。
わずかに三役昇進を逃した若隆景と義ノ富士が、東西の前頭筆頭となった。東の若隆景は、1月の初場所を西前頭2枚目で9勝6敗ながら、1枚半、番付を上げるにとどまった。西の義ノ富士は初場所で金星2つを獲得、8勝7敗と勝ち越したが、番付据え置きとなった。先場所の関脇、小結4人のうち、負け越したのが王鵬1人で、わずか1枠の「空き」を、優勝同点だった熱海富士が勝ち取った格好となった。
東前頭2枚目には、先場所で10勝した藤ノ川が、自己最高位を更新して名を連ねた。幕内最年少21歳の藤ノ川は、初の上位総当たりの番付となった。先場所9勝の美ノ海も、32歳にして自己最高位を更新する西前頭2枚目に番付を上げた。
幕内で最も番付を上げたのは阿炎で、西前頭12枚目だった先場所で10勝し、7枚上昇の東前頭5枚目となった。阿炎は先場所、11日目まで優勝争いのトップに並ぶなど、優勝争いに参加。終盤戦は大関琴桜戦や高安、霧島の両関脇戦が組まれるなど、幕内下位としては厳しい対戦相手の中で、2桁白星を挙げたことを評価されての7枚アップとみられる。先場所、9場所ぶりに幕内に戻った大関経験者の朝乃山は、西前頭12枚目となった。
幕内昇進は3人で、返り入幕の琴栄峰は昨年11月の九州場所で、東十両2枚目で9勝を挙げながら、東十両筆頭止まりだった。再入幕相当の成績だったが、熾烈(しれつ)な争いの末、番付運に泣いていた。先場所は東十両筆頭で8勝7敗と勝ち越し、4場所ぶり通算2場所目の幕内昇進を決めた。
同じく番付運に泣かされ、昇進を決め切れなかった藤青雲は先場所、西十両筆頭で11勝4敗と大勝ちし、新入幕場所は西前頭13枚目まで番付を上げた。同じ藤島部屋の藤凌駕も新入幕。同部屋から2人の新入幕は、11年九州場所で、ともに境川部屋の妙義龍と佐田の富士が、同時に昇進して以来、15年ぶりとなった。ともに学生相撲出身で、藤青雲は、01年九州場所の武雄山以来、明大からは25年ぶりの新入幕。藤凌駕は初場所の朝白龍以来、拓大からは5人目の新入幕となった。