日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月6日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。新大関で臨んだ1月の初場所…

日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月6日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

新大関で臨んだ1月の初場所で、2場所連続優勝を果たした安青錦(21=安治川)は、先場所の西から半枚番付を上げた格好で、初めて「東大関」に名を連ねた。関脇、新大関の2場所連続優勝は、後の大横綱双葉山以来、89年ぶりの快挙だった。春場所も、その双葉山らに並ぶ、大関在位最短、2場所通過での横綱昇進という快挙が懸かる。

新三役の小結に熱海富士(23=伊勢ケ浜)が昇進した。初場所は安青錦と並ぶ12勝3敗で、優勝決定戦に敗れて初優勝にはわずかに届かなかった。それでも両横綱を破って、初の金星を1場所で一気に2つ獲得。先場所、西前頭筆頭で8勝7敗の義ノ富士、西前頭2枚目で9勝6敗の若隆景という、三役昇進に値するような成績を挙げた2人を逆転した格好で新三役に昇進した。

静岡県出身力士の新三役は、1930年夏場所で小結を飛び越えて関脇に昇進した天竜以来、96年ぶりとなった。天竜は引退する32年初場所まで、関脇の地位を守り続けていた。また、伊勢ケ浜部屋からは、2015年名古屋場所の宝富士(現桐山親方)以来、11年ぶり。元横綱照ノ富士の現師匠体制では初の新三役誕生となった。

豊昇龍と大の里の両横綱は、先場所はともに10勝5敗だった。それだけに番付は変わらず、東の正位に豊昇龍、西に大の里が名を連ねた。大関は、先場所勝ち越したものの、8勝7敗だった琴桜は、半枚番付を落とす形で西に回った。

三役は、小結だった王鵬が唯一負け越したため、熱海富士と入れ替わった格好だが、それ以外の3人が勝ち越し。関脇は霧島と高安、小結は熱海富士とともに若元春が務めることになった。